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小学生もすなる自由研究というものを大人もしてみんとてするなり
季節外れの「大人の自由研究」として、手持ちのジュエリーを棚卸して、その中で自分のスタイルの基本となるものを選び、選んだ理由を考えてみました。
私の基本ブレスレット
基本的に右腕にしか着けないブレスレット。手持ち3本のうち、ティファニーの2本がメンバー入りしました。
30代までは、装飾品の位置づけだったブレスレット。40代に突入してから、ハリを失ってよれた肌、手首に発生した無数の網目、そして角材のように四角くなった腕…ブレスレットは装飾品ではなく、必需品になりました。
介護保険料を納めている世代には、ブレスレット購入時に軽減税率を適用してもいい。そんな公約を掲げて出馬する勢いです。
私がブレスレットに求める2つの条件
出典:unsplash.com
①光と影
手首にかかえるさまざまな問題をカバーしてくれるかどうかが、最重要ポイント。地金のツヤ感でマットな肌に光をプラスするものを選びます。
さらに立体的なフォルムで角ばった手首に影を生み出し、なんとなくいい感じに仕上げてくれるかをチェックします。
②曲線と直線
うすうす気づいていましたが、どうやら私は曲線と直線がうまくミックスされたデザインが好きなようです。
曲線は女性的、直線は男性的なイメージが強いかと思いますが、それをミックスすることで、どちらでもない中性的で構築的な雰囲気に。
エレガントかつカジュアルなティファニーT
ティファニーTのバングルは、楕円形のワイヤーの両端に直線的でグラフィカルなTのロゴを配置することで、優雅なジュエリーにポップカルチャーのような要素が加わり、エレガントとカジュアルどちらにも合う一本。
着ける人の魅力を引き出す“ハードウェア”
着け心地も滑らかで、ハードウェアという名前とは裏腹に、ダブルソフトよりもソフトなブレスレットです。(私調べ)
ハードウェアは、ひとつのコマに曲線と直線が共存しています。コマの端についたキュートなボールのおかげでハードすぎず、女性が着ければ女性らしさを、男性がつければ男性らしさを、ほどよい塩梅で引き出してくれる優れもの。
ジュエリーの棚卸を通して気づいたこと
愛用品を分析することで、そのアイテムに求める役割や選ぶ基準がクリアになります。自分を俯瞰で見るのはなかなか難しいので、あえて機会を作って自分のジュエリーを棚卸するのは、とても有意義な時間でした。
ジュエリーの土台が出来れば、目指す方向性が明確になる気がします。素敵なものはたくさんあるけど、ほとんどは自分にとって不要なもの。これからは欲しいと思ったら、まず私の「必需品」に相談しようと思います。
自分のアイコンとなるジュエリーと出会おう。
自分の目指す方向性や理想の確認。それを繰り返すことで、自分にとって「本当に必要なジュエリー」が見えてくるんですね。
次回の「pepperのモノ語り」もお楽しみに!