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衣替えのベストなタイミングは「平均気温」で決まる
衣替えをベストなタイミングで行うには、平均気温を押さえておくことが大切。衣替えの目安となる気温をチェックしていきましょう。
衣替えの目安となる具体的な気温
出典:stylehaus.jp
衣替えををするためには、気温に適した服装をまず押さえていきましょう。
一般的に、アウターが必要になるのは気温15度が目安。10度を下回るなら、冬物コートやダウンコートがマストです。また、温かい時期は、25度が目安に。25度前後なら長袖のシャツやロンT1枚で快適♪30度に迫る日は、半袖でもOKです。
春の衣替え:平均気温15℃~20℃の期間
上記の目安から、春の衣替えは平均気温15~20℃期間に行うのが◎最高気温が20℃を超えるようなら、ニットや冬物のコートなどは片づけても問題ないでしょう。ただし、朝晩冷えることも多いのでシャツやカーディガンなどの薄手の羽織りやロンTだけは残しておくと安心です。
秋の衣替え:平均気温15℃以下の期間
秋の衣替えの目安は、平均気温が15℃前後に差し掛かる期間。最高気温が20℃を下回るようであれば、ニットやスウェットなどが大活躍します。平均気温が10℃以下になる前に冬物のコートも準備しておきましょう。
なぜ気温15℃が目安になるのか
基本的に衣替えの目安となるのは平均気温15℃前後のとき。その時期が春・秋に分類されることが多く季節の変わり目となるからです。
基本的に最高気温が平均して15℃を超える日が増えてくれば、春物への衣替えが必須に。一方、最高気温が15℃を下回る時期は、まだ肌寒さが残るため冬物が必須。秋シーズンも15℃を超えない日が増えてきたら冬物へと衣替えを行うと間違いなしです。
【地域別】衣替えの最適な時期カレンダー
ここでは、地域別に衣替えに適している時期をまとめました。平均気温から算出しているので、覚えておくと毎年の目安となります。
【春の衣替え】開始時期の目安
北海道・東北地方・・・5~6月頃
北海道や東北地方が15℃~20℃に迫るのは、5~6月あたり。日中暖かくても、朝晩はかなり冷え込むことが多いため、ライトブルゾンやカーディガンは片づけずいつでも使えるようにしておきましょう。
関東・東海・近畿地方・・・4月下旬~5月上旬頃
本州の真ん中に位置する関東・東海・近畿地方。平均気温が15℃~20℃になるのは、4月下旬~5月上旬頃。近年GWを超えると一気に初夏の陽気へと変わることが多いので、平均的には5月初頭に衣替えを済ませておく方がベターです。
中国・四国・九州地方・・・4月頃
西日本エリアでは、4月になると最高気温が20℃近くまで上がる日が増えてくる一方、朝晩は10℃を下回ってかなり冷え込むことがよくあります。目安としては4月頃が衣替えに適していますが、気温差が激しいのでは薄手のアウターはクローゼットに残しておくのが安心です。
【秋の衣替え】開始時期の目安
北海道・東北地方・・・9月下旬~10月上旬頃
北海道・東北地方では、気温15℃を下回るようになるのが9月下旬~10月上旬頃。特に朝晩と日中の気温差が激しい時期なので、早めに衣替えしてトレンチコートやブルゾンなどをサッと羽織れるようにしておくのもおすすめです。
関東・東海・近畿地方・・・10月中旬頃
関東・東海・近畿地方が気温15℃を下回るようになるのは、平均して10月中旬頃が目安。ただし、この期間は、夏日に差し掛かる日もあれば肌寒い日もあってかなり寒暖差があるので、羽織や重ね着できるアイテムをクローゼットに多く置いておくのがおすすめです。
中国・四国・九州地方・・・10月下旬頃
気温15℃を下回るようになるのは、10月下旬頃が平均的。近年気温の上昇により10月に入っても夏日であることも多いですが、1週間でドンと気温が下がることも多いので、秋の衣替えは10月頃からいつでもできるようにしておくと安心です。
衣替えをスムーズに進めるための3ステップ
続いては、衣替えをスムーズに進めるステップをご紹介します。苦手な方は、次の衣替えで実践してみてください。
ステップ1:必要なもの・不要なものの選別
衣替えは、クローゼットを収納する絶好のチャンス!一度持っている物を出してみて、たくさん着回した必要な洋服と、1年着なかったものやときめかない不必要な洋服に仕分けしましょう。断捨離してクローゼットに余裕を持たせておけば、シーズンに新作を買い足しても収納に困りません。
ステップ2:しまう前の徹底したお手入れ
洋服は、収納する前にクリーニング・洗濯して汚れや皮脂を徹底的に取っておくのが正解。綺麗に見えても、汚れが残っていると収納している間にニオイや黄ばみを引き起こしてしまうことが多いからです。できれば、収納するケースやクローゼットもしっかりと掃除して清潔を保ちましょう。
ステップ3:収納方法の工夫
衣替えした洋服を収納するのが苦手な人は、方法に一工夫加えるのがおすすめ。例えば、季節ごとに収納ケースや場所を分けたり、服の種類ごとに整理したりすればどこに何があるか把握できて衣替えがスムーズに。オンシーズンのものは取り出しやすい位置に、オフのものは奥側など収納場所にもこだわりましょう。
衣替え最小限にする「年中出しっぱなし服」とは?
面倒臭い衣替えを少しでも減らしたい方は、「年中出しっぱなし服」を活用するのが◎
「年中出しっぱなし服」は、薄手のロンTや長袖のブラウス、カーディガンなどのこと。暖かい時期は1枚で、肌寒くなればトップスやアウターと重ねて使うことができるため、年中使えて収納する必要がありません。「年中出しっぱなし服」があれば、夏と冬前の2回の衣替えでOK。また、気温差の激しい季節の変わり目でも、衣替えに振り回されずその日に会わせて服装で調整もしやすくなります。
【レディース】おすすめアイテム
【メンズ】おすすめアイテム
よくある質問|Q&A
最後に、衣替えに関してよくある質問をまとめました。押さえておきましょう。
クリーニングに出す最適なタイミングは?
クリーニングに出す最適なタイミングは、ずばり衣替えして収納する直前です!特に冬物のアウターやニットなどは、一見綺麗に見えても表面には汚れや臭いがしっかりついています。そのまま置いておくと、黄ばみや嫌な臭いの原因に。しっかり除去して清潔に保管しましょう。
衣類を傷めない正しい防虫剤の使い方
衣替えして保管するとき、防虫剤を使う人も多いでしょう。正しい使い方は、パッケージ記載の使用量を守り衣類の上部に置くこと。できれば衣替えはカラッと晴れた日に行い、湿気の少ない時期に何度か衣類の状態を確認するのがおすすめです。また、衣類は入れすぎないようにするのが傷めないコツです。
カビや黄ばみを防ぐ収納のコツ
カビや黄ばみを防ぐには、やはり清潔さを保つことが不可欠。衣類自体はしっかりと衣類の汚れを落とし、収納場所にもホコリが溜まらないように掃除しておきましょう。クローゼットやタンスには除湿剤・防虫剤を仕込み、直射日光の当たらない湿気の少ない場所で衣類は保管しましょう。
最適なタイミングで衣替えしよう
衣替えの最適なタイミングとなる目安は15℃!「年中出しっぱなし服」や収納方法を工夫することで、面倒な衣替えがグッと楽になります。ぜひ次の衣替えに向けてポイントを押さえておいてくださいね!














