【新作情報アリ】Maison Margiela(メゾンマルジェラ)の香水「レプリカ」の魅力

ずらりと並ぶ色とりどりのフレグランス。Maison Margiela(メゾンマルジェラ)の香水「REPLICA(レプリカ)」は、レディースと表記されているもののメンズからの人気も熱く、現在ではユニセックスアイテムとして店頭に並んでいます。そして国内では、もうすでに半分ほどの種類が完売してしまっているんだとか!

クラシックな薬局の瓶から着想を得たボトルデザインは、モダンかつシンプルでとってもおしゃれ。「レプリカ」は、一人ひとりの思い出や記憶を呼び覚ますことをコンセプトにしたシリーズです。

それぞれ「ある年」の「ある場所」をテーマに香りがつくられ、個々で異なる「ストーリー」が存在しています。ラベルには香りに出会った年、起源や説明が記載されているなんともロマンチックなフレグランスなんです。

1988年に生まれたフランス発のブランド。創業者の「Martin Margiela(マルタン・マルジェラ)」は'アントワープの6人'と呼ばれ、新しいファッションの流れを作った伝説のデザイナーなんです。その影響力は強く、今やPRADA(プラダ)のデザイナーに就任したラフ・シモンズが、マルジェラのショーを見てから当時目指していた建築家を辞め、ファッションの世界に入るきっかけになったほど。

今ではどのブランドでも見られる色あせ、ほつれ、古着加工という「ポペリズム」の先駆けとなったメゾンなんです。

それでは「レプリカ オードトワレ」の人気フレグランスを、香水の持つストーリーとともにご紹介していきます♪

人気第一位!!「 Lazy Sunday Morning(レイジーサンデーモーニング)」。
現在は国内完売となっているレア商品です。

‘‘2003年、フィレンツェでの思い出。なめらかな肌を洗いたての柔らかいシーツが優しく撫でる、、その香りに包まれて目覚める清々しい朝。まるで時が止まったかのように、今でもあの感覚が忘れられない‘‘

そんなメッセージが込められている「Lazy Sunday Morning(レイジーサンデーモーニング)」はフレッシュでクリーンな香り。成分はローズやリリー、オレンジ、ホワイトムスクが使われており、すっきりした中にフルーティーな香りと奥ゆかしさが感じられます♪

最近人気が高まっている「Whispers in The Library(ウィスパーズインザライブラリー)」。パウダリーで少し甘く図書館の木の質感や古い本の香りを感じるウッディノート系の落ちついた香りです。

オックスフォードの静寂な図書館をにて、本に囲まれた一日。ページをめくる紙の音やワックスがかけられた床の軋む音が浮かんでくる。

ウッドワックスと古い本、果てしなく続く本棚、秘密の通路をイメージしたオードトワレの香り。ミステリアスでオリエンタルな構成で、ペッパー、バニラ、シダーなどのスパイシーでウッディな香りをブレンドした妖艶な香りで、性別問わず楽しめます。

2021年9月に発表されたばかりの新作「Autumn Vibes(オータム バイブス)」は、夏の終わりを感じる紅葉が美しい深い森の中に足を踏み入れたような穏やかな香りです。

アーシーなオーラを放つこのフレグランスの物語は、秋のカラフルな一日の喜び、重い足取りの下で金色の葉が立てるパリパリとした小気味いい音、そして新鮮な空気の息吹。秋の日の逃避行と、親しみやすい人達の集まり、どちらも叶える香りを再現しています。

レッドベリー、カルダモン、シダーウッド、モスを配合した爽やかなウッディ調の香りは、新鮮なモミの木バルサムとスパイシーなカルダモン、そしてシダーウッドの温かみなどが織りなすバランスの良さが魅力的。

2021年2月に発売された新作「Matcha Meditation(マッチャ メディテーション)」の舞台は、2008年の東京。

調香師のモーリス・ルーセル氏が、お茶会で振る舞われた抹茶を口にした際、抹茶には心を落ち着かせ集中力を高める効果があることを実感したのだそう。

抹茶の爽やかな香りにベルガモットが加わり、フレッシュでフローラルな印象。そして、ホワイトチョコレートやオレンジフラワー、ジャスミンなどが香ります。

「BUBBLE BATH(バブルバス)」。ビバリーヒルズの優雅なバスタイムを表現した香り。ゆったり広々としたバスタブで泡風呂をのんびり楽しむような、贅沢さを感じられる香水です。

「Jazz Club(ジャズクラブ)」。ブルックリンのジャズクラブを思わすクラッシックな香り。ジャズ楽器からこぼれるメロディーが今にも聞こえてきそうな、ロマンを感じるフレグランスです。

「Fire place(ファイヤープレイス)」。寒い冬の朝、暖炉のそばで過ごす風景。男性、女性ともに人気の高い香りです。

「Flower Market(フラワーマーケット)」。パリのフラワーマーケットをイメージした香り。いくつもの花が混ざり合い上品でエレガントな仕上がりです。

「Coffee Break(コーヒーブレイク)」。
付けた瞬間気分はまさにコーヒーブレイク。
トップノートは、コーヒーのコードと赤いリンゴ、そしてレモンエッセンスのフルーティーなブレンドに仕上がっています。ミルクムースと温かいサンダルウッドの香りがベースにあるこの香りは、コーヒーハウスでゆったりした時間を過ごしているような香りです。

実はミニサイズ(トラベルサイズ)のフレグランスセットも登場している「レプリカ」。その日の気分にあわせて香りを楽しめ、見た目もとってもスタイリッシュなアイテムです♪

価格も比較的リーズナブル。フルボトルだとプレゼントしにくい!なんてこともありますが、レプリカのトラベルサイズであれば気軽に試せるのでギフトとしてもオススメです♪

2018年パリファッションウィークのコレクション直後に発売され、話題をさらったマルジェラの香水「ミューティニー」。

クリエイティブ・ディレクターのジョン・ガリアーノが、マルジェラで初めて手掛けた香水でもあります。

3種類の方法でチュベローズから香りを抽出し、強いメッセージのある名前の香水ながら可憐さや優しさを感じられる香水です。

さまざまなストーリーがありましたが、みなさんもどれか一度は経験したことがあるのではないでしょうか?個性が強く魅惑的な香りから、優しくどこか切なさも感じられる香りまで、本当に情景が目に浮かんでくるようなものばかりです。

いつだって人々に語りかけるようなメッセージ性のあるファッションを生み出してきたMaison Margiela(メゾンマルジェラ)。そんなマルジェラらしい香水「REPLICA (レプリカ)」。あなたにとって唯一無二の香りを探してみませんか?