BeautyBlenderとは
2003年にメイクアップアーティストRea Ann Silva(リア・アン・シルバ)によって生み出され、以降魔法のスポンジと呼べれているビューティーツール。
2013年にビューティー界のオスカーと呼ばれるALLURE's Best OF Beauty Award(アルーア・ベスト・オブ・ビューティー・アワード)でオリジナルビューティーブレンダー(ピンクのやつです)が5回も賞を勝ち取っています。
化粧ノリが格段に良くなると評判を呼び、現在ではOriginalのほかPro、Cheeky、Chill、MicroMiniなど用途ごとにたくさんの種類を取り揃えています。
何がそんなにすごいの?
BeautyBlenderが広まり、今や類似品がたくさん出回っていますよね。
類似品でなくとも、従来のひし形や長方形ではなく丸みを帯びて真ん中がくびれているものとかトップの部分がカットされ平たくなっているものとか。
私も、使ってました某メーカーのBeautyBlenderっぽいスポンジ。
それがもう全然だめ。ドラッグストアで売ってる方がいいじゃん!という。
水を含めても硬いし、ファンデは伸びないし、肌あたりは悪いしというかそもそも肌に当たる面積が少なさすぎる。
そのため、なんでこの形こんな流行ったんだろう…?と不思議に思っていました。
ダメすぎるそのスポンジを捨てて、次どのスポンジを使おうかなと思っていたんですが、BeautyBlenderが目に入りこれだけ流行ったんだし、何かいいに違いない。とりあえず使ってみよう!と。値段が可愛くない…ので清水の舞台から飛び降りる気持ちで買いました。これで使えなかったら本当に泣くと思いつつ。
私が購入したのは、この真っ白なスポンジ。
あの目がチカチカするような蛍光ピンクがオリジナルなんですが、以前何かで洗った時の色落ちがすごいと読んだことがあり、色付いてたら洗った時に汚れ見落としそうだしなと思い白にしました。
初見時、あまりの小ささにこれがMicroMiniかと思ってました。
小さくてもいいや、なんて思いながら水で濡らしたところ…あれ?なんか大きくなってる。あれ?まだ大きくなる…とスポンジ全体が水分を含む頃には見慣れた大きさに。
こんなに水吸うの!?とびっくりです。
↑このように、一度濡らしたスポンジは乾くまで購入時入っていた入れ物からはみ出す大きさ。
どうやって使うの?
最終的にティッシュでよく水気を絞りとり、そのまま頰にスポンジを当ててみました。
ナニコレ、弾力がすごい…でも水気で柔らかい…気持ちいい。
でもスポンジだし、ファンデすごい吸収しちゃうんじゃないのー?なんて思ってたんですけど、スポンジ自体のキメが細かい分余分なファンデを取りってくれるくらいでキレーイに肌にファンデがノるんです。
水気で肌をクーリングしつつ、余分なファンデだけを取り、肌のキメを綺麗に見せる。
そして、何よりも驚いたのが、コンシーラーとルースパウダーがスポンジで綺麗に乗ること!
これが安いスポンジとの決定的な違いかと思います。
コンシーラー使用時はスポンジの先端で乗せるのですが、先端もへたらない!
母の顔で試させてもらったところ、隠してほしいシミが元々なかったかのごとくキレーイに隠れ、さらに普通のスポンジでそのままルースパウダーを乗せようものならゴテっとなるところ、薄すぎず濃すぎずちょうどいい厚みでパウダーが乗りそのままステイするんです。
これはすごい…
ツヤ肌派の人は部分的にパウダーをブラシでのせた方が仕上がりは好きそうですが、きちんとした印象に見せたいときや崩したくない夏の時期にはパウダーもBeautyBlenderでのせた方が絶対いいです。(注:パウダーつけすぎると外国のメイクの濃いインスタグラマーのようになります。)
手入れの仕方
BeautyBlenderでは専用のクレンザーが出てます。
Solid(ソリッド。固形のこと)とLiquid(リキッド。液体のこと)。
Solidは4種類、Liquidは10ozと5ozの2種類。
こんな風にして洗うんですが、私は普通の石鹸できれいに洗っています。それでも落ちるので。
ですが、石鹸のすすぎ残しが気になる人や手早くきれいに洗いたい人にはBeautyBlenderから出ているクレンザーの方がいいと思います。石鹸で洗うのはあくまでも自己責任なので。
洗ったスポンジはタオルやティッシュでよく水気を取り、天気のいい日に陰干ししてくださいね。
今回使ってみて、やはりいいと言われているものにはそれだけの理由があるんだなあとしみじみ。
たかかスポンジ されどスポンジ。ツールって本当に大事だし、こんなにいいものが買おうと思えば手に入る今の女子高生が羨ましく思うのでした…(私が女子高生の時はひたすらスキルを磨くしかなかったので!!)
使わないのはもったいない。ぜひぜひ皆さんもスポンジに驚いてみてください。