お洒落大好きさんに贈るドリス ヴァン ノッテンを買うべき4つの理由。
2022/02/03
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お洒落大好きさんに贈るドリス ヴァン ノッテンを買うべき4つの理由。

Photo by:www.buyma.com

お洒落ガチ勢の貴女へBUYMAだからこそ叶うお買い物体験を…♡ということで、今回はドリス ヴァン ノッテンのアイテムや着こなしにフォーカス。なぜこれほどまでに愛され続けるのか、その理由が明らかに。

INDEX

 

ドリス ヴァン ノッテン(Dries Van Noten)

1985年、ドリス・ヴァン・ノッテンがベルギーはアントワープにてスタート。様々なカルチャーやテイスト、時代を融合させ独自のスタイルを提案するラグジュアリーブランドです。

祖父の代から続く高級品分野のブティックを経営する家系に生まれたドリス。10代の頃から両親とともにパリやミラノへ服の買い付けに行くなどファッションを身近に感じられる環境で育ったため、デザイナーを志したのもごく自然な流れだったのです。

1977年にはアントワープ王立美術アカデミーのデザイン科に入学。在学中にフリーランスとしてデザイナーを務めたり、父の経営するブティックのバイヤーとして携わったりと活動の幅を広げます。

卒業後はアントワープ政府が企画したファッション活性化のためのプロジェクト、工場とデザイナーを結び付けるためのコンクールに参加。アンドゥムルメステールやマルタン・マルジェラらとともにアントワープで活躍したのち、90年代にはメンズ、レディースともにパリコレクションに進出し現在に至ります。

Talk women03

今や押しも押されぬトップブランドとなったドリスヴァンノッテン。ブランドの歴史を知ったところで、早速ブランドの4つの持ち味をご紹介。他のブランドでは味わえないドリスならではの美学を感じて。

⑴ラグジュアリーとエスニックの融合

ハイブランドに共通するのは、誰がみてもそのブランドだとわかるような明確な着地点があるということ。シーズンやトレンド、クリエイティブ・ディレクターによって様々な顔を見せる時もあったり、もちろん見る人の感性によっても異なったりすることはありますが、コンセプトやブランドらしさが強く感じられるが海外ブランドの特徴です。

デザインにおける1番大きな特徴として、アフリカやアジアなどのエスニック(民俗調)なスタイルがうまく取り入れられていることが挙げられます。東洋的な雰囲気をモダンにアレンジしたり、プリミティブな要素をスパイスとして取り入れたりと、エキゾチックな雰囲気とハンドクラフトの温かみが感じられ特別な魅力を放ちます。

エスニックなアイテム

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⑵こだわりのファブリック

子供の頃の遊び場は両親が営む生地のブティックで、店を継ぐよう育てられたドリス・ヴァン・ノッテン。自分で服を作りたいという想いが強く店を継ぐことはありませんでしたが、幼い頃からファッションとファブアリックが身近にあった彼は、生地選びにも定評があります。生地の織り方や素材への探求ぶりは他のデザイナーからも一目置かれるほど。丁寧な素材選びがデザインやシルエットに反映されるだけでなく、着やすさをも叶えているのです。

「彼は人間が持っている階層的な意識を持っていない。キッチュなものやチープなもの、フォークロアなもの、全てが彼の感性を刺激するんだ。また両極端なものを組み合わせたりもする。例えばマンガやバロック調を対比させたりね。また、彼は時代をも同列で見る。中世もルネサンスも現代も、彼には区別がない。全て同じところにあるんだ」

コーワーカーからこう言わしめるドリス。アントワープ王立美術学校で出会った友人たちとクリエイティビティを競い合いながらファッションを学んだ彼の自由な発想と感性を窺い知ることのできる証言です。

カラフルで賑やかにいくか、色味を抑えてシックにまとめるか、それとも高級素材とチープなものの組み合わせにするかなど、「世間は何を求めているのか?」と考え、意外性とテイストとのバランスを追求するのです。

ファブリックの良さを感じるアイテム

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⑶カラフルな色使いと柄のコンビネーション

ベストな組み合わせは偶然生まれる。生地を眺めるうちにふと「これだ」と思うんだ。見つけようとしてはダメだ、ひたすらみて、偶然を探すんだよ。

エスニックなスタイル以外に、花柄などの柄物や意外性のある派手な刺繍といったデザインが得意で、チェックにヒョウ柄など柄物同士を合わせるといった大胆な組み合わせも特徴。わざと色あせしたようなプリント柄や素材選びでアンティークな雰囲気を漂わせつつ、決して古くさくないモダンさも兼ね備えています。異なる印象をもつものも、彼の手にかかれば全てが調和してしまうのです。

一方、全体的な色使いは多彩ながら、ベースにはブラックやブラウンのような落ち着いた色味を使用することが多く、着るたびに違った気持ちをもたらすようなファストファッションでは決して味わえない奥深さもあります。

色は私が愛してやまないものだ。色遊びは楽しいし、明暗や濃淡を利用して様々な感情を表現することもできる。道具でありおもちゃなんだ。布と色が私の世界を作ってくれる。

筆者が記憶している2015年春夏シーズンは圧巻。全てのルックを披露した後、モデルたちがランウェイに腰掛け花を咲かせたような演出は記憶に鮮明です。

楽しい色使いが味わえるアイテム

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⑷着心地とシルエット

かつての紳士服や仕立屋のような高度な技術に敬意を払うドリスは、奇抜なデザイン性とは対照的に「ベーシックな服作り」を心がける精神がいつも念頭にあります。また「ファッションをもっとタイムレスに」という思いから、時代を超えた長く着られる服作りを心がけています。

じっくり味わえる、数ヶ月後には違うテイストにも捉えられる、個性の一部になるような味のある洋服を目指している。自分の感性に従い、トレンドは追わない。こういった要素を組み合わせ対比やバランスの落としどころを考えています。人々に、いつも新鮮でワクワクするような洋服を提案したいのです。

野暮ったく見えがちな重ね着スタイルも、彼の手にかかれば全てがシックに。中間色を使用した重ね着が得意で、くどさがなくボリューム感が適度です。ジャケットやブラウスのようなベーシックなアイテム以外に、ストールや手袋などの小物をプラスさせるのもドリスの持ち味。

細身でシンプルなものアイテムが多く、その中でもふんわりとしたエレガントなスカートやアシンメトリーのセーター、オーガンザを用いたトップスなど、細かな仕掛けでデザイン性が楽しめます。細身のシルエットながら身体を締め付けず、生地へのこだわりから派生した”着やすさ”もドリスのクリエイションが世界中で愛され続ける理由なのです。

タイムレスに楽しめるアイテム

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ドリスに夢中

毎回素材合わせを考える。この服作りは私の人生を反映している。 単調な日々や退屈な物事が嫌いだ。変化に富んだ環境に身を置きたい。

ファッションラバーの心を捉えてやまないドリスヴァンノッテン。ブランドならではの持ち味は洋服を纏うと感じられ、その内なる情熱が着る人の心に届いているのだと思います。

お洒落大好きな人だけでなく、これからハイブランドのお洋服を少しづつ取り入れてみたいと思っている貴女も、ドリスヴァンノッテンを入り口にすると良さそう。ぜひBUYMAで貴女らしい装いを探求してくださいね。

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EDITOR / J

ファッションや美しい文化を通して、自分を愛すること。#Love Yourself

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