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あの名品を、今の気分でもう一度
かつて憧れたバッグも、長く愛されてきた定番も。今選び直すなら、注目したいのは見覚えのあるデザインに、どんな変化が加わったかということ。
端正なバッグにくたっとした表情を与えたり、象徴的なモチーフを遊び心いっぱいにアレンジしたり。名品らしさを受け継ぎながら、今のワードローブに合わせたくなる工夫が凝らされています。
今回は、復刻とシーズンごとの新しい解釈を分けながら、それぞれの“昔と今”を見ていきましょう。
CHANEL|2.55
端正な名品に、使い込んだような表情を
1955年に誕生したCHANEL(シャネル)の「2.55」。キルティングやチェーンストラップ、長方形のマドモアゼルクラスプが、その個性を形づくるハンドバッグです。
2026年春夏に登場したのは、長年愛用してきたような風合いを、レザーとフォルムそのものに落とし込んだ「2.55」。ラムスキンに独特の仕上げを施し、身体の動きに沿って形づくられたような佇まいに。
従来からあるエイジドレザーの表情に加え、今回目を引くのは、バッグ全体のくたっとした輪郭。キルティングや留め具を残したまま、名品の印象をぐっとリラックスさせています。
今持つなら、日常服にさらりと
ツイードジャケットに合わせるのはもちろん、薄手のニットとデニム、オーバーサイズのシャツにも。バッグにあらかじめ柔らかな表情があることで、気取らない服装にも合わせたくなります。
商品詳細/2026年春夏 2.55 ハンドバッグ
日本公式価格:¥2,389,200(税込)
サイズ:W24×H16×D7.5cm
素材:ラムスキン
カラー展開:ブラック、ダークバーガンディー。
品番:A37586-B23746-94305
Dior|LADY DIOR
おなじみのフォルムに、幸運のモチーフを
丸みのあるトップハンドル、端正なボディ、揺れるD.I.O.R.チャーム。Dior(ディオール)の「Lady Dior(レディ ディオール)」は、ディテールの組み合わせだけでそれと分かる名品です。
ジョナサン・アンダーソンが2026年春夏に提案したのは、四つ葉のクローバーでバッグを彩る「レディ ディオール クローバー」。クリスチャン・ディオールが大切にしていた幸運のシンボルを、バッグの主役へと引き上げました。
おなじみのカナージュを配したモデルとは異なり、こちらは立体的なクローバー刺繍が表面を覆うデザイン。小さなてんとう虫やレザーのクローバーチャームまで添えられ、端正な形にチャーミングな表情が生まれています。
小さなバッグを、装いの主役に
形を大きく変えず、表面の装飾とチャームで印象を更新しているのが、このモデルの面白さ。白シャツや無地のワンピースに合わせるだけでも、クローバーの立体感が引き立ちます。
ミニサイズには、長さ調節・取り外しができる細身のストラップが付属。手持ちで上品に、クロスボディで軽快にと、装いに合わせて持ち方を変えられます。収納はスマートフォン、カードホルダー、リップなど、身軽なお出かけに必要な小物が目安です
商品詳細/Lady Dior ストラップ付き バッグ ミニ
日本公式価格:¥1,400,000(税込)
サイズ:W18×H15×D7cm
素材:Dior Clover Allover エンブロイダリー ラムスキン
カラー展開:グリーン(Clover Lucky Green)、ピンク(Soupir Pink、Pink Fairytale)。
仕様:調節・取り外し可能なストラップ、内側ジップポケット
品番:M0669PUQF_M03S
CELINE|NEW LUGGAGE
ラゲージの“顔”が、柔らかなスマイルに
左右に広がるフォルムと、フロントの特徴的なラインで知られるCELINE(セリーヌ)の「ラゲージ」。2026年スプリングコレクションでは、マイケル・ライダーによる「ニューラゲージ」として、新しい表情を見せました。
従来のかっちりとした印象に対し、新作はしなやかなレザーと、笑っているようにカーブしたフロントのジップが印象的。ブランドらしい輪郭を受け継ぎながら、どこか親しみを感じるデザインに変わっています。
肩の力を抜いたお仕事バッグとして持ちたい
ジャケットやスラックスに合わせても、バッグの柔らかな輪郭がほどよい抜け感に。休日には、シンプルなニットやデニムに合わせ、レザーの表情を楽しみたいところ。
現行のミディアムには取り外し・調節可能なストラップが付属し、手持ち、肩掛け、クロスボディに対応。端正な見た目と、持ち方を選べる実用性を両立しています。日本公式ではA4ファイルの収納にも対応と案内されています。
商品詳細/ラゲージ ミディアム
日本公式価格:¥616,000(税込)
サイズ:約W36×H22×D16cm
素材:サプルシャイニーラムスキン
カラー展開:ブラック、ディープブラウン、ソフトタン。
※ミディアムのサプルシャイニーラムスキンモデル。
仕様:ダブルジップ開閉、調節・取り外し可能なストラップ
品番:L100E3GW2.38NO
Chloe|PADDINGTON
大きな南京錠はそのまま、使い勝手を更新
Chloe(クロエ)の「Paddington(パディントン)」といえば、存在感のある南京錠。2005年に登場したバッグは、誕生20周年を迎えた2025年に復刻され、2026年のコレクションにも引き継がれています。
新旧の違いで注目したいのは、オリジナルより軽量に仕上げられていることと、開閉しやすいシングルジップ。大ぶりの南京錠やCシェイプのバックル、くったりしたシルエットを残しながら、日常で使うための工夫が加わっています。
甘い服にも、シンプルな服にも
レースのブラウスや柔らかなワンピースに合わせれば、クロエらしいロマンティックなムードに。一方、無地のタンクトップやシャツに合わせると、金具とレザーの存在感が際立ちます。
通常サイズは奥行き18cmと、マチをしっかり備えた設計。メイン収納に加え、前後のフラットポケットと内側のジップポケットがあり、小物を分けて持ち歩けます。デザインに惹かれつつ、荷物もきちんと持ちたい人が見直したい一品です。
商品詳細/グレインレザー製Paddingtonバッグ
日本公式価格:¥437,800(税込)
サイズ:W36×H18×D18cm
素材:グレインバッファローレザー
カラー展開:ブラック、ブラックネイビー、フランネルグレー、クラウディクリーム、クラフティブラウン、マスタングブラウン、グルナ、タペストリーブルー、アロエグリーン、アーシーピンク。
※幅36cmのグレインレザーモデル。
持ち方:ハンド、ショルダー
品番:CH25WS802P75602
BALENCIAGA|LE CITY
復刻の先に、味わい深いレザーの新作が
2000年代のバッグスタイルを象徴するBALENCIAGA(バレンシアガ)の「Le City(ル・シティ)」。ブランドが復刻を発表したのは2024年。アーカイブを研究し、ヴィンテージモデルの構造を手がかりに再構成されています。ブランド公式の復刻情報
2026年フォールで注目したいのは、キャラメルカラーのヴィンテージゴートスキンを使ったモデル。職人が手作業でエージング処理を施し、初めから味わいを感じさせるレザーに仕上げています。
アリーナラムスキンの現行モデルと比べると、素材や仕上げの違いを楽しめる選択肢。スタッズや長いレザープルといった、おなじみのディテールも健在です。
大きめをラフに持つバランスが新鮮
掲載画像では、エマ・コリンがタンクトップとデニムにキャラメルのラージサイズを合わせています。軽い服装に大きなレザーバッグを持つことで、装いにほどよい重みが生まれる着こなしです。
ラージは横幅46cm。日本公式では本やタブレット、ノートパソコンの収納にも対応と案内されており、荷物の多い日にも選びやすいサイズ感。ショルダーパッド付きのストラップと取り外し可能なミラーを備えています
商品詳細/Le City バッグ ラージ
日本公式価格:¥480,700(税込)
サイズ:W46×H29×D17cm
素材:ヴィンテージゴートスキン
カラー展開:キャラメル。
※掲載のヴィンテージゴートスキンモデルは、公式掲載で確認できるのは1色です。
仕様:調節・取り外し可能なストラップ、内外ジップポケット、ミラー
品番:8657652ACML2247
旧型と新型、選ぶポイントは?
当時のフォルムや色、金具の雰囲気に惹かれるなら、ヴィンテージを探す楽しみがあります。一方、パディントンの軽量化やニューラゲージの新しい表情に魅力を感じるなら、現行モデルから選ぶのもひとつ。
大切なのは、同じモデル名でも、素材・サイズ・仕様を見比べること。特に「2.55」や「レディ ディオール」は、定番とシーズンモデルで価格も印象も変わります。BUYMAでも、商品名に加えて品番まで確認すると、目当ての仕様を探しやすくなります。
名品は、今の自分に合わせて選び直す
くたっとした「2.55」、クローバーをまとった「レディ ディオール」、柔らかなスマイルの「ニューラゲージ」。使い勝手を見直した「パディントン」や、レザーの表情を深めた「ル・シティ」にも、もう一度手に取りたくなる理由があります。
昔の憧れを、今の服と今の暮らしに合わせて選び直す。そんな視点で眺めると、見慣れた名品にも新しい魅力が見つかりそうです。