値段で変わる? 価格帯による「ダウンジャケット」の特徴をご紹介
2020/12/23
65750 VIEWS

値段で変わる? 価格帯による「ダウンジャケット」の特徴をご紹介

Photo by:www.instagram.com

真冬に欠かせないダウンジャケットは価格帯も様々です。では値段によって具体的に何が変わるのでしょうか? 今回は値段によるダウンの違いと、価格帯によるダウンジャケットの特徴をご紹介します。

INDEX

 

ダウンジャケットの価格を決める要素

同じダウンでも価格帯に大きな幅があるのはなぜでしょうか?代表的な理由は以下の通りです。

ダウンの含有量

ダウンジャケットの内部に使用されている素材はダウンだけではありません。「フェザー」と呼ばれるダウンより重い羽が混入させています。フェザーには弾力性がありますが、保温性はダウンに劣ります。保温性の高いダウンは高スペックとなり、ダウンの混入率が高ければ高いほど製品の定価は上がっていきます。

FP(フィルパワー)

フィルパワーとはダウンの膨張度合いを数値化した単位です。ダウンは温かい空気を逃さないことで保温効果を発揮するため、ダウンの膨張幅が大きいほど多くの空気を含んでおり、保温性に優れた良質なダウンといえます。一般的に600FP以上のダウンは良質といわれ価格も高額になる傾向が強いでしょう。

ダウンの品質

ダウンジャケットに使用されるのは「水鳥」の羽毛です。アヒル(ダック)とガチョウ(グース)が一般的ですが、アヒルやガチョウといっても幅広く、種類や生息域によって品質は様々です。高品質なダックダウンや、グースダウンを使用したジャケットは自ずと高額になります。

ダウン以外の要素

世界的に有名な一流ブランドなどは、内部のダウン以外にも素材や品質にこだわりジャケットを制作しています。また、ダウンと同時に最新科学技術による保温機能を併用したモデルを販売しているブランドも存在します。ダウン以外の部分による価格高騰も考えられるのです。

価格帯ごとのオススメダウンジャケット

市場に展開されているダウンジャケットを4つの価格帯に分けてご紹介します。

10万円~モデル

世界のトップブランドや、ダウン専門ブランド、アウトドア系ブランドのハイスペックモデルなどが並びます。日常のタウンユースにはオーバースペックな保温性を有するアイテムも多数存在するため、寒がりの方やインナーに薄着をしたい方にオススメです。

【参考ブランド】
MONCLER、MOORER、CANADA GOOSE、STONE ISLANDなど

【10万円〜】のダウンジャケットをもっと見る

5万円~10万円モデル

アウトドアブランドのメイン価格帯がこのエリアです。トップブランドのミドルモデルや、国内のドメスティックブランドから展開されているダウンも5万円から10万円以内で購入できるモデルが多いでしょう。

【参考ブランド】
TATRAS、HERNOなど

【5万円〜10万円】ダウンジャケットをもっと見る

3万円~5万円モデル

アウトドアブランドのミドルスペックモデルや、ハイブランドの型落ち(昨シーズンものなど)、国内のセレクトショップのダウンなどがメインで展開されています。値段とスペックのバランスが良い価格帯であり、手が出しやすいメリットがあります。

【参考ブランド】
DUVETICA、PYRENEX など

【3万円〜5万円】ダウンジャケットをもっと見る

1万円~3万円モデル

コストパフォーマンスに優れたモデルが並びます。アウトドアブランドのロースペックモデルや、ハイブランドのセール・アウトレット品が多い価格帯です。品質や保温性も高額ダウンに比べて大幅に低いわけではありません。コストを最優先にダウンジャケットを探している方にオススメです。

【参考ブランド】
THE NORTH FACE、Calvin Kleinなど

【1万円〜3万円】ダウンジャケットをもっと見る

自分に合ったモデルを選ぼう

ダウンジャケットは価格帯や品質に幅のあるアウターです。多くにブランドから様々なデザインやスペックのダウンが展開されています。購入の際には、自分に必要な要素を満たしてくれる一枚をじっくりと選びましょう。

ダウンジャケットをもっと見る

お気に入りに追加する

お気に入りリストを見る

STYLE HAUS編集部 2021/11/29更新,   初回公開日2020/12/23

ICHI

EDITOR / ICHI

関連記事一覧