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あんたの頭、鮭のハラミみたいなニオイするね(笑)
高校時代、プリクラ機の中でしゃがむポーズをした私の頭のニオイを嗅いだ友人が発した一言です。その時のプリには『サケのニオイ』という文字が、立ち込める臭気を表す縦線と共に私の頭上に記されており、今でも見返すといたたまれない気持ちになります。
その後私はなぜ毎日シャンプーをしているにもかかわらず自分の頭が臭いのか分からないまま大学まで進みます。10代でも酸化した脂の臭いを発していた私の頭皮。加齢臭ではない原因がそこにはあったのです。
原因1:シャンプーが地肌に残っている
すすぎが足りずシャンプーやリンスのぬめりを残していると、皮脂と混ざって悪臭の原因になるようです。
原因2:洗いすぎている
原因3:生乾きで寝ている
臭いが気になって、朝も夜もシャンプーするなど髪を洗い過ぎると頭皮は乾燥から守ろうと皮脂をたくさん出します。その脂が酸化することで臭いの原因にも。
生乾きのまま寝ることにより、地肌で細菌が増え、キューティクルが開いたままの濡れた髪は摩擦で痛みます。あなたの怠惰がゴワゴワの臭い髪を作るのです!
以下からは私が鮭のハラミの呪いからどう逃れたかご説明しようと思います。
解決法1:シャンプーの回数を減らした
それまで毎日行っていたシャンプーを週2~3に変えました。皮脂を落としすぎる事によって頭皮から脂が異常に分泌されていると感じたからです。シャンプーをしない日はお湯で丁寧に地肌から髪までゆすぎ、髪の調子がいいと感じたときはブラッシングだけして過ごしました。
自分の皮脂を恐れず、受け入れることが大事です。
ニオイや脂っぽさは1~2か月は気になるかもしれませんが、その試練を越えたところに無臭のユートピアがあなたを待っていると思いましょう。
自分の皮脂は最高の美容液です。味方につけられるようにしましょう!
解決法2:シャンプーをオーガニックに変えた
それまで鮭のハラミ臭をごまかそうと香りの強いシャンプーばかりを使用していた私。
しかし人工香料がたくさん入っているものは地肌に残りやすく、髪にまとまりや艶を出すシリコンなどの成分はぬるぬるしてかなり根気強くゆすがないと落ちないことに気付いたのです。
そこでオーガニックのシャンプーを使うことを決めました。
オーガニックにするということはつまり同時にコーティング剤との決別も意味することになるので…シリコンのまとまりに慣れ切った髪は最初はごわつきます。
でも最初だけの辛抱です!
解決法3:念入りに予洗いするようになった
それまでの私は、髪は濡れてりゃ泡立つだろ程度しかシャンプー前に髪を濡らしていませんでした。
しかし、予洗いの時点で地肌の汚れを全部落とすくらい丁寧にシャンプーをすることが洗髪において最も重要だったのです。
予洗いをしっかり行うことで、髪同士の摩擦を軽減すると同時にシャンプー時に地肌をきちんと洗えているのを感じていただけるかと思います。面倒ですが手を抜くと一気に頭皮が脂臭くなったりするので丁寧に行いましょう。
これで改善しない場合
ストレスや食生活を見直しましょう。
ストレス状況下では人は皮脂の分泌が活発になりますので注意です。ストレスを受けた日は、バスタイムやベッドタイムにリラックスした時間を持ちましょう。
また食生活ではタンパク質やジャンクフードばかり食べている方は野菜や穀物も摂るようにしてみるのも手です。
ちなみに…
一緒にオーガニックシャンプーを使ってた夫には意外な効果がありました。
それまで20代半ばにして夫はちょっと髪の毛が薄かったのですが、私と一緒に住んでから同じシャンプーを使うようになりなんだか…髪が増えました!
いつも夫の髪は所属するスポーツチームの先輩カット(笑)なのですが、その先輩に髪が増えたと言われてるので客観的に考えても増えたのかなと思います。
オーガニックにして毛穴にシャンプーが残りにくくなったのが原因ではないかと思います。
かぶった帽子が臭くならない頭皮との生活はとっても快適です!
頭皮の臭いでお悩みの皆さん、勇気はいると思いますがぜひ一度お試しくださいね。