ビジネスで使わなくとも、革靴を履くシチュエーションは生活の中でたくさんあります。またお洒落アイテムとしても、革靴は是非持っておきたい一足です。実際にどんなものを選べばよいのでしょうか?ブランドや種類別にピックアップしてみました。
定番革靴ブランド5選
安価な買い物ではないので、トレンドに流されず長く使える革靴がほしいと思う人も多いはずです。作りに定評があり、クラシカルなデザインの革靴ブランドを集めてみました。
雨の日も気にせず履ける丈夫な「Paraboot」
1908年にフランスにて創業した老舗靴ブランド。もともと労働者向けの革靴を販売していた経緯もあり、丈夫な靴づくりには定評があります。
また高級靴である「John Lobb(ジョンロブ)」のOEM(他社ブランドの製造を委託)を任されていた時代もあることからも、その作りが良いものであることは明白です。
豊富なラストが魅力的な「Crockett&Jones」
1879年にイギリスにて創業したCrockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)。日本でも多くのファンがいる革靴ブランドです。靴の土台となる木型(ラスト)を数多く持っていることから、さまざまな足型の人に合う靴づくりを行っているブランドと言えます。
進歩し続けているイギリス靴「JOSEPH CHEANEY」
1886年にイギリスにて創業した老舗ブランドJOSEPH CHEANEY(ジョセフ チーニー)。古くから使用されている木型に加えて、現代人にも合う木型つくりにも着手するなど、これからも期待の多いブランドです。
外観の美しさにこだわりを持つ「Berwick」
スペインにて1991年にスタートしたBerwick(バーウィック)。グッドイヤーウエルト製法の「長く履き続けられる」靴づくりを丁寧に行っているブランドです。履き心地はもちろんのこと、靴そのものの美しさにもこだわりをもったブランドです。
高級革靴ブランド5選
誰もが憧れる高級靴。ワンランクアップしたお洒落を楽しみたい時など、一足持っておくと幸せな気分も味わえます◎ 人気の5ブランドをピックアップしました。
幅広い世代に人気なアメリカ靴「ALDEN」
馬のお尻部分の革を使ったコードバンシューズが人気のAlden(オールデン)。アイビーが好きな団塊の世代から20代まで、幅広い層にいまでも人気なブランドです。イタリアの老舗テーラーに愛用者がいたりと、履き心地にも定評があります。
イギリス発200年の歴史ある「Tricker's」
カントリーブーツばかりが注目されているTricker's(トリッカーズ)ですが、ドレスシューズも素晴らしい作りです。なんと創業は1829年。約200年前には誕生していた靴ブランドです。長年経験を積んだ熟練の職人がつくり出す靴は、その技術をふんだんに生かした丈夫な靴に仕上がっています。
イギリスの最高級靴と言えば「John Lobb」
1866年からイギリス、ロンドンにて多くの人を魅了する靴を展開し続けているJohn Lobb(ジョンロブ)。著名人に愛用者が多いことから、その履き心地はお墨付きです。厳選された高級素材の革を使用していることもあり、エイジングも楽しめる靴と言えます。
今もなお伝統を守り抜く「Church's」
イギリスの老舗靴ブランドであるチャーチ。2000年からプラダ傘下に入り展開されています。古くからの定番モデルのほかに時代に合った靴の提案も行っていますが、決してトレンドを追いすぎることのないスタイルは今でも健在です。
完成された木型にファンの多い「Edward Green」
熟練した職人の手によって作り出されるイギリス高級ブランドEdward Green(エドワードグリーン)。その柔らかな履き心地の虜となり、リピートされる方もとても多いブランドです。工場での生産でありながらも手作業の工程も多く、完成度の高い靴を作り続けているブランドです。
色気あるデザインが魅力的な「Berluti」
ヴェネチアレザーをふんだんに用いて色気ある革靴を展開するBerluti(ベルルッティ)。ポップアートを誕生させたアンディウォーホルが顧客だったのは有名な話です。革の表面にパティーヌ(特殊な技法による着色)の施された靴は、履く喜びを与えてくれます。
コスパ重視派革靴ブランド5選
「憧れの靴はあるけれど、限られた予算内で良いモノをまずは買いたいなぁ…」そんな方に向けて、コスパの良いブランドもまとめてみました!是非参考にしてみてください。
軽やかな履き心地の「Cole Haan」
アメリカにて創業したCole Haan(コールハーン)。アイビー世代に支持を受け、ファンの多いブランドです。ビジネススタイルのカジュアル化に着目し、履き心地の軽い靴を多く発表し続けています。アメリカらしいポップな配色の革靴も展開している楽しいブランドです。
ラグジュアリーな雰囲気の「BALLY」
1851年からスイスにてスタートしたラグジュアリーブランドBally(バリー)。現在はトータルでの展開をしていますが、靴作りからスタートしたブランドです。高いデザイン性のある革靴は、その日のコーデを上品に魅せてくれます。
歴代の米国大統領も愛用「Johnston & Murphy」
アメリカの老舗ブランドJohnston & Murphy(ジョンストンアンドマーフィー)。歴代の大統領がこちらの靴を履いていることが、作りの良さを物語っています。撥水レザーを採用するなど、普段使いしやすい革靴を提案しているのも嬉しいところです。
ローファーに定評のある「Bass」
マイケルジャクソンも愛用したBass(バス)のローファー。低価格で良い靴づくりを今も行っていることから人気のブランドです。変わることのないクラシカルなデザインは、多くのコーデに取り入れやすく、一足あるととても便利なアイテムです。
シンガポール発の人気ブランド「Pedro」
シンガポール発の人気ブランドPedro(ペドロ)。スタイリッシュな革靴は、コーデをスマートに魅せてくれます♪
【2024年】人気「革靴ブランド」ランキングTOP10
バイマで実際に売れている革靴ルを、ハイブランドと中価格帯ブランドに分けてランキングを発表。「どんなブランドがあるか、あまり知らない…」という方も是非参考にしてみてください!
ハイブランド編
上記画像は人気1位「オールデン」の商品となります。
※テキスト部分をクリックすると商品詳細ページへアクセスします。
【1位】ALDEN(オールデン) -¥113,008
【2位】PRADA(プラダ) -¥107,805
【3位】Christian Louboutin(クリスチャンルブタン) -¥108,502
【4位】HERMES(エルメス) -¥168,171
【5位】John Lobb(ジョンロブ) -¥150,690
【6位】Louis Vuitton(ルイヴィトン) -¥143,781
【7位】FENDI(フェンディ) -¥90,734
【8位】J.M.WESTON(ジェイエムウエストン) -¥115,023
【9位】Church's(チャーチ) -¥82,211
【10位】Berluti(ベルルッティ) -¥124,773
デイリー・中価格帯ブランド編
上記画像は人気1位「パラブーツ」の商品となります。
※テキスト部分をクリックすると商品詳細ページへアクセスします。
【1位】Paraboot(パラブーツ)-¥49,329
【2位】Dr.Martens(ドクターマーチン) -¥22,436
【3位】Maison Margiela(メゾン マルジェラ) -¥49,412
【4位】TOD'S(トッズ) -¥47,097
【5位】GUCCI(グッチ)-¥63,484
【6位】ASOS(エイソス) -¥8,455
【7位】FERRAGAMO(フェラガモ) -¥60,207
【8位】Cole Haan(コールハーン) -¥24,856
【9位】Calvin Klein(カルバンクライン) 17,958
【10位】Crockett&Jones(クロケットジョーンズ) -¥70,800
ーーーーーーーー
ランキング概要
ーーーーーーーー
・対象期間:直近6カ月
・海外通販BUYMA(バイマ)の売上額、売上個数のデータから独自に生成しています。
革靴の選び方
革靴と一括りにしても、形や色によって様々なものがあります。持っておくと重宝するデザインのモノもありますので、是非チェックしてみてくださいね。
形・タイプ
プレーントゥ
革靴のつま先部分に飾りの一切ない靴を「プレーントゥ」と呼びます。シンプルなデザインなので、どんなコーデにも合わせやすい一足と言えます。
ストレートチップ
つま先部分に一直線のラインが入っている靴を「ストレートチップ」と言います。ちなみにこちらの名称「キャップトゥ」とも呼ばれることもあるので是非覚えておくと役立ちます。フォーマルな場所に一番適したデザインのこの靴は、最初に購入すべき1足です。黒のストレートチップは必ず持っておきましょう。
ウイングチップ
つま先部分にWのような切り返しのデザインがあるものを「ウィングチップ」と言います。このWのデザインが翼のようにも見えるのでウィング(羽根)チップと呼びます。デザイン性が高く、足元のアクセントとなってくれる一足です。
Uチップ
つま先部分にU字のステッチが入っている靴を「Uチップ」と呼びます。ちなみにこのステッチがV字のものをVチップと呼びます。革靴の中でもカジュアルな印象のこちらのデザインはジャケパンスタイルなどと相性が良いです。
スリッポン・ローファー
靴ひもの付いていない靴を「スリッポン」や「ローファー」と呼びます。着脱が楽なこともあり、愛用者も多い一足です。分類としては革靴の中で一番カジュアルな形になります。
モンクストラップ
靴ひもの代わりにストラップとバックルの付いた靴を「モンクストラップシューズ」と言います。ちなみに写真の革靴はバックルが2つ付いたデザインとなり、ダブルモンクストラップと呼ばれています。
カラー
黒・ブラック
一番身近で使いやすい黒色。フォーマルな場所でも問題なく対応できるので、最低でも1足は持っておきたい色です。そのほかの色でも共通ですが、手持ちの鞄やベルトと色を統一すると、お洒落感がUPします!
こげ茶・ダークブラウン
こちらも黒同様つかいやすい色の一つこげ茶。落ち着いた色ですので、コーデの中で悪目立ちすることなく綺麗に合わせることが可能です。
明るい茶色・ライトブラウン
明るい茶色は晴れ空にピッタリな色です。天気の良い日は明るいトーンでコーディネートしたくなりますよね。そんな時に大活躍するのが明るい茶色。暑苦しい雰囲気も払拭できそうです◎
サイズ
サイズは革靴を買うときに気を付けなければならない大事な点です。いくら良い革靴でもサイズが合っていなければ、その人にとって良い革靴とは言えません!ネットで購入するときは、まずは知っているブランドの革靴から。または実店舗にてサイズを確認してからの購入をお勧めします。
同じサイズでもブランドによって微妙なサイズ感の違いがあるから要注意だよ!
ブランド革靴を長持ちさせるコツ
定期的なメンテナンス
一日履いた靴は帰宅後にブラッシングして汚れを落とすようにしましょう。また人間の肌同様、クリームを塗ったりと革の栄養補給をするのは長持ちさせるうえで大切な要素です。
最近では靴のお手入れをしてくれるショップも増えてきました。自分でするのが難しいなら、定期的にお店にお願いしてメンテナンスしてもらいましょう。
一日履いた靴にはシューキーパーを入れる
一日履いた革靴を元の靴の形状に戻してあげるためにはシューキーパーが欠かせません。こちらを使わないと、どんどんと革靴のカタチが崩れ、状態が悪くなってしまします。
木製のものは消臭効果や除湿効果もあったりします。体同様、わたしたちは足からも多くの汗をかきますので、シューキーパーを使って湿気を取ってあげるのは長持ちさせるために大切な事柄です◎
BUYMA公式!革靴のレビュー動画もあわせてチェック!
BUYMA公式のYouTubeチャンネルでは、革靴のおすすめブランドをご紹介するレビュー動画を配信中。「革靴ってどのブランドを買えばいいのか分からない」「サイズ選びに困る」というお悩みを解決するべく、スタイルハウス編集部員がブランド別に革靴の履き心地やデザインなどについてまとめていますのでぜひお買い物にお役立てください!
動画内でのご紹介ブランド&モデルはこちら
・ALDEN(オールデン) 9901
・ALDEN(オールデン) 664
・JOHN LOBB(ジョンロブ) CITYⅡ(シティ2)
・JOHN LOBB(ジョンロブ) PHILIPⅡ(フィリップ2)
・JOHN LOBB(ジョンロブ) WILLIAM(ウィリアム)
・J.M.WESTON(ジェイエムウエストン) GOLF 641(ゴルフ641)
・J.M.WESTON(ジェイエムウエストン) CAP TOE OXFORD 300(キャップトゥオックスフォード)
・Crockett&Jones(クロケットアンドジョーンズ) CAVENDISH(キャベンディッシュ)
・Crockett&Jones(クロケットアンドジョーンズ) AUDLEY(オードリー)
・Tricker's(トリッカーズ) BOURTON(バートン)
・Tricker's(トリッカーズ) STOW(ストウ)
ご自身に合った一足をぜひ見つけてください!
いかがだったでしょうか?革靴はどんな方にとっても「マストアイテム」です!持っておく必要のあるアイテム、是非良いモノをセレクトしてもらえたらと思います。