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私たちの生活からファッションは切っても切り離せないもの。
どれだけファッションに興味があろうとなかろうと、裸で過ごすことはできません。私たちの生活になくてはならないものとして"衣食住"という言葉がありますが、文字通り衣類は私たちの生活に欠かすことはできないのです。
SNSで誰かと自分を比べすぎていませんか?
ファッションは自己表現するための一つのツールとよく耳にしますが、まさしくその通り。「おしゃれとは他人が評価するものではなく、自分らしくいられること」だと思います。
つまり、おしゃれになりたいと願うなら、まずは自分自身を見つめ直し、心身を整えることが大切なのです。なぜなら、日本人はややそういったことをないがしろにしていると感じるから。
私は大好きな友人によく「Love Yourself=自分を愛して」と伝えていますが、読者の皆さんにも同じ気持ちで記事を執筆しています。そして自分にも語りかけるように。
ともあれ、自分を愛しすぎるというのはある種ナルシズムが過ぎるのでどうかと思いますが。(笑)
ただ、SNSを見ることで知らず知らずのうちに誰かと自分を比較してしまい、「自分なんて…」と思う人が増えていると耳にします。インターネットの発達は便利な反面、心身への悪影響などをもたらした部分もありますよね。
他人の芝は青く見える
先ほど述べたように、他人の生活を簡単に垣間見れるようになった現代、他人の芝はいつだって青く見えます。
世界に自分一人しか存在しなければ誰とも比べず悠々と人生を謳歌できるかもしれません。ですが、それは不可能。一歩外に足を踏み出せば人との関わりは避けて通れません。
家族、親友、職場など、常に私たちは人との関わりの中で暮らしています。そこに「比較」が生まれるのです。
一度立ち止まって考える時間すら確保できない慌ただしい現代。今回は、そんな生きづらい日々の中でも、心を少しでも軽やかに、それによって自分を愛することができる5つのささやかな心得をご提案。
これらを実践することで、自分らしさを謳歌し、誰かを恨んだり妬んだりすることなくありのままの自分を受け入れ前進できるヒントになれば、そしてファッションを楽しむためには「自分を愛する」ことから始まるということに気づいていただければ嬉しく思っています。
1.深呼吸
まずは、大きく息を吸って吐きましょう。頭がモヤモヤする時は呼吸を忘れがち。腕を回しながら深い呼吸をすると、背筋も伸びて心が少し晴れたように感じます。そう、呼吸と精神には深い繋がりがあるのです。
職場や家庭でイライラしていたり、答えが出ない未来のことを考えてモヤモヤしていたりすると、呼吸が浅くなるそう。そのような状態が続くと、より心が不安定になり自律神経にまで影響を与えます。
そうなれば、心のコントロールが難しくなり、やる気がなくなったり心が晴れない状況が続き、最悪の場合、鬱病になってしまうのです。
仕事や日々の生活の中にもリスクは潜んでいます。パソコンやスマホの普及で姿勢が悪くなったと感じている人はいませんか?姿勢が悪くなると呼吸も浅くなります。マスク生活が追い討ちをかけていますね。
さらに、優しい日本人はストレスを吐き出すことができないという人が多いとも言われています。そのことから、不安や焦燥感、緊張が続き鼓動が早まり、呼吸を忘れてしまうのです。
今スマホの画面を見ているあなた。ハッとされた人も多いのではないでしょうか。忙しい現代人は、意識しなければ呼吸まで忘れてしまうのです。誰もがいつでもどこでも今すぐにできる深呼吸。今を感じながら、深く息を吸い吐き出してみてください。
2.身の回りを整える
抽象的でわかりにくいかもしれませんが、簡単にいうと整理整頓です。ちょっぴり堅苦しいでしょうか。(笑)
まず手始めに、クローゼットから片付けることをおすすめします。洋服をたたむのはもちろん、例えばハンガーを全て統一してみたり、ラックにかけてある洋服を色別やアイテム別に掛け直してみたり。
衣類には気が溜まると言われています。ですので、古すぎる洋服やもう着ていない服は断捨離することをおすすめします。無駄な持ち物が減ることで心まで軽くなるので、どうかお試しあれ。
フリマアプリなどを使えば簡単に売ることができますし、セカンドハンドショップに売りに行くのもあり。寄付するのもいいですよね。どうしても気に入っていて捨てられないのであれば、ポーチなどにリメイクしてみて!
3.生活スペースを整える
あなたの部屋は綺麗ですか?テーブルや棚など、乱雑にモノを置いていませんか?
生活する部屋の状況は、感情に大きな影響を与え所作や振る舞いとなって現れます。筆者自身、何か新しいことを始めたいだったり、楽しい想像が膨らむという時は、部屋が整っている場合が多いのが事実。
逆に、心にモヤモヤが溜まっていたり仕事や家事など物事に集中できない時は、部屋が散らかっているのです。
例えば学生の頃、机に座って勉強しようとすると、散らかった本棚や整理されていないキャビネが気になってついつい掃除をしてしまう、なんて経験はありませんでしたか?
ここからも、生活空間は心身に多大な影響を与えているということが伺えます。今自分がやるべきことに集中しようとするためには、その空間やスペースが整っているということがとても大切なのです。
決しておしゃれな家具や高価なインテリアはなくてもいい。生活スペースがごちゃついていると心の風通しまで悪くなります。
行き詰まっている時は、生活スペースが乱れている確率が高いと思われます。まずは、先ほどお伝えしたクローゼットからスタートして、本棚、その他の戸棚や収納スペース、水回りやシンクの下、できれば冷蔵庫まで、少しづつでいいので生活スペースを整えていきましょう。
4.甘いものを食べ過ぎない
以前、エディターズコラム(生理痛がなくなった話)でも書きましたが、砂糖には非常に強い中毒性があります。
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世間では、お酒やタバコは体に悪いと言われていますが、実はそれ以上に砂糖には注意を払うべきなのです。
私の信頼しているドクターいわく、砂糖はメンタルに悪影響を及ぼす要因となっています。病気のリスクを高めるだけでなく、ネガティブな思考や鬱傾向にある人は砂糖を摂取しすぎている人が多いのだとか。
「私はそんなに食べていない」という人も、よくよく考えてみると、朝に菓子パンを食べていたり、仕事や家事の休憩中にチョコレートをつまんでいたりしているのでは?
これがダメだ!とあまり考えすぎてしまうと心の負担にもなりますが、食べ過ぎてしまうという人はコンビニに行く頻度を少しでも減らしたり、ご飯をきちんと食べてみてください。
心を整えるのは考え方を変えたり瞑想・ヨガをしたりするのも良いかもしれませんが、そもそも体は食べたモノで作られます。甘いものや添加物、工場でつくられているようなものはなるべく避け、日本人に合った食生活、つまりご飯や魚、発酵食品を食べると良いでしょう。自然と体型キープにも繋がり、自信にもつながります♡
5.心が満たされることをする
例えば、ボルダリングをするとかフィットネスジムに通うとか、何もそんな大それたことではありませんし、そういったことをしてと伝えたいのではありません(もちろん、それが好きならすればいい)。
ここでお伝えしたいのは、家でできて楽しめる簡単なことです。筆者であれば、本を読むことが好きなので、夜寝る前に部屋の明かりをナイトモードにして読書に勤しんだり、コーヒーを飲みながら心置きなく映画を見たり。
ディフューザーを置いたりお香を焚いたりして、穏やかなきもちで香りを楽しむのもいいですね。
ジンジャーティーをさっと作って飲むことだって、質素だけど心と体が喜ぶ料理を作ることだって、日常のささやかな幸せ。もっと言えば、お風呂に浸かるだけでも幸せだし、カウチに腰掛けて何もせずぼーっとするだけでもいい。
部屋が整えば、自然と居心地も良くなり心も満たされ、物事に愛をもって取り組めたり、ちょっとしたことに幸せを感じることができます。「丁寧な暮らし」という言葉をSNSのハッシュタグで見かけたことがありますが、これは決して誰かに披露して私ってすごいでしょ?と自慢するものではなく、丁寧な暮らしをすることで心を整え、自分を愛することにも繋がるのだと思っています。
何も特別なことはしなくていい
おしゃれは自分を愛することから
おしゃれになるためには?というテーマでしたが、冒頭でも述べた通り、おしゃれとは自分を愛することから始まると筆者は考えます。周りからどう思われるかということを気にしていては、おしゃれも楽しめないからです。
今回紹介した5つの心得は、特別難しいことではありません。おしゃれになるための第一歩は、自分自身と今住んでいる部屋の環境を整えること。そうすれば自然と思考もクリアになり、クリエイティブなアイデアが生まれたり、自分のことが好きになれると感じるからです。
あなたはあなた、人は人と分けて考えることが大切。あなた自身がレーベル。つまり、どんなハイブランドよりもあなた自身が最強で唯一無二のブランドなのです。
#LoveYourself