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“涼しげな顔”をキープするためには、どうするのが正解?
女性と比べて“約3倍”もの皮脂が分泌されている男性の肌。たとえファッションが洗練されていたとしても、顔がテカっていては清潔感を著しく損ねてしまいますよね。
朝から帰宅するまで爽やかな肌状態を保ったまま過ごすためには、いくつかの習慣を見直してみるのが解決への近道。
近年では男性の肌悩みに特化している気鋭のビューティーブランドも続々と誕生しているので、見逃さないよう常にアンテナを張っておくことも大切なんです。
第一印象を大きく左右するからこそ“肌”も身だしなみの一環として捉えて、下記の簡単な5つの解決方法をぜひ実践してみてください。
①〔スクラブは定期的に取り入れる〕
毎日欠かさず洗顔をしているという方もコンスタントに取り入れて欲しいのが、古い角質や毛穴の奥に詰まった皮脂汚れを取り除く“スクラブ”。(泥パックでもOK)
スキンケアの浸透率が上がることで皮脂の過剰分泌が抑えられ、毛穴詰まりが改善されることでニキビや黒ずみなど厄介な肌ドラブルの予防にも繋がります。
ただし皮脂を取り除き過ぎると肌本来の防御力が弱まったり、逆に皮脂分泌が過剰になってしまうので使用頻度にはご注意を。
スクラブを洗い流す際のお湯の“温度”は、肌を乾燥させないように低め(32℃〜34℃)に設定しておきましょう。
②〔保湿ケアはじっくり念入りに行う〕
一見すると皮脂で潤っているように見える男性の肌は、深刻な水分不足に陥っていることが大半。潤いを補おうとして皮脂が余計に分泌されてしまわないようにするためには、常に肌内部を潤いで満たしておく必要があるんです。
夏は知らず知らずのうちに“インナードライ肌”になっていることが多いので要注意。とは言っても毛穴が塞がるような重たい質感は避け、手のひらで丁寧に化粧水を重ね塗りしてから乳液やジェルクリームを顔全体に馴染ませましょう。
皮脂分泌を抑えながら開いた毛穴を引き締めるなら、「ビタミンC誘導体」や「ナイアシンアミド(ビタミンB3)」などが含まれている美容液を投入してみるのがおすすめです。
③〔ベースメイクアイテム選びは機能面を重視〕
プライマーやファンデーションを購入するにあたって吟味しておきたいのが、汗に負けないフォーミュラや余分な皮脂に働きかける機能が備わっているかどうかという点。
なかには毛穴をカモフラージュさせたり、肌悩みの改善を手助けしてくれたりと“一石三鳥”な逸品もありますよね。
ベースメイクが厚塗りになってしまわないよう、目の下のクマや赤みが気になる部分にはコンシーラーを活用してみてください。
④〔外出先ではセッティングパウダーでお直し〕
涼しげな肌印象をロングキープしたいときに一役買ってくれるのが、テカりを抑えながら皮脂崩れを防ぐ“セッティングパウダー”。
さり気なく肌本来の透明感を引き立てる役割りも担ってくれるので、皮脂や疲労感が顔に出やすい夕方ごろにサッと塗り直してみてください。
完璧な仕上がりをさらに長続きさせるなら、お直し後に“セッティングスプレー”を吹きかけましょう。
⑤〔食生活を見直す〕
一見関係ないように思える“食事”も皮脂分泌量に深く関わっていることをご存知でしたか?
炭水化物と脂質を摂り過ぎることが顔をベタつかせたりニキビを誘発する原因になってしまうので、甘いお菓子やお酒なども控えめにしておきたいですね。
なかでも「ビタミンB」「亜鉛」「マグネシウム」「オメガ3」が豊富に含まれる、下記のような食材を積極的に摂るよう心掛けましょう。
✔︎ ブロッコリー
✔︎ アーモンド
✔︎ 納豆
✔︎ イワシ
✔︎ 鶏のむね肉
✔︎ キウイ
油分過多な“メンズ肌”になってしまうかどうかは対策次第。
蒸し暑さを感じさせないフレッシュな肌印象を保つためには十分な睡眠をとることや、適度な運動を行ってストレスを溜めないようにすることも大切。ぜひこの機会に習慣全体を見直してみてください。