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日焼け止めの効果を半減させない“正しい塗り方”とは?
エイジングを急加速させる元凶だと言っても過言ではない紫外線。肌は受けたダメージを全て“記憶”しているからこそ、厳しい日差しが降り注ぐ夏本番はなおさら気が抜けませんね。
そこで一度見直しておきたいのが日焼け止めの“塗り方”。SPF値やテクスチャーにこだわっている方は多いものの、この何気ないステップが雑になるだけで紫外線から肌を守り抜くことが難しくなってしまうんです。
10年先も理想通りの美肌であり続けるために、ぜひ下記のポイントを意識しながら日焼け止めを使用してみてください。
#思っている以上の量を使う
たとえハイスペックな日焼け止めを愛用していたとしても、使用量が少なくては全てが無意味に。
顔には最低でも“500円玉大”ほどの分量をたっぷり塗布するのが大切で、海やスキー場で過ごす際には自分が思っている以上の量を使わなければいけませんね。
さらに日焼け止めを吸収させるかのように力強く塗り込んだり、薄く薄く伸ばし過ぎるのはタブー。肌表面をコーティングするように隙間なく均一に塗り広げるのが正解です。
#塗り忘れやすいパーツから塗布する
日焼け止めを“塗り漏れ”してしまわないよう、まずは下記の細やかなパーツから塗布しておくのがベター。髪の毛で隠れている部分にも紫外線は届くので油断大敵です。
・耳
・唇
・爪
・まぶた
・髪の生え際
・うなじ
・あご下
・こめかみ
・足の甲+足の指(サンダルを履く日)
#こまめに塗り直す
たとえ汗や水に強いウォータープルーフ処方の日焼け止めであっても、紫外線カット効果を高めるためには最低でも“2時間”を目安に塗り直すことをおすすめします。
こまめな手洗いが新常識となった今、タオルで水を拭き取った後の手に日焼け止めを塗り直すひと手間も忘れないようにしたいですね。
<番外編> 頭皮や目に当たる紫外線はどう防ぐ?
顔と一枚の皮で繋がっている“頭皮”や、紫外線を受けてメラニン生成促進の信号を脳に伝えてしまう“目”の日焼けも意外に見落としがち。結果的に肌のコンディションを大きく左右するからこそ、外出先では帽子やサングラス(UV加工)で強い日差しを遮るよう心掛けましょう。
“うっかり日焼け”を阻止するなら今すぐ見直しを。
日焼け止めの効果をしっかり実感できるようになることでエイジングの兆候を遅らせることができるだけでなく、皮膚がんのリスクを下げることにも繋がるはず。ぜひこの機会に今の紫外線対策が万全かどうかを振り返ってみてください。