一枚で洒落見え『ドライバーズニット』とは?人気ブランド【3選】

✔︎スタンドカラーである
✔︎フロントジップが付いている
✔︎ダブルジップとなっている

基本的には、この3点の要素があればドライバーズニットとして問題なし。ドライバーズニットですが、元々はトラック運転手が着ていたニットが起源で『運転する際に洋服が邪魔にならない仕様』がデザインのベースとなっています。

トラック運転手が着るニットが上品!?と思う方もいらっしゃいますが、ドライバーズニットは基本的に「片畦編み(かたあぜあみ)と両畦編み(りょうあぜあみ)」など、シンプルな表情に見える編みが特徴的。よって、必然的に上品な印象のアイテムとなり、スラックスやキレイめな着こなしにピッタリなのです。

・フロントファスナーで『スタンドカラー』となっている
・肉厚のニットは防寒性も高い

風が強く寒い時はジップを上げて防寒性を高め、また厚手のニットは風を通さず保温性も高いので寒さに強い。この2点からドライバーズニットは冬本番でも問題なく楽しめるアイテムと言うことが分かります。

ドライバーズニットはすっきりとしたシルエットのため、ジャケットのインナーとしても問題なく楽しむことが可能に。もちろん1枚でもお洒落な着こなしとなるため、別格の着回しの良さが自慢です。

ドライバーズニットが有名なブランドと言えば間違いなくMaison Margiela(メゾン マルジェラ)。お洒落さんの間では鉄板の名作と呼ばれ、マルジェラを代表するアイテムのひとつです。

マルジェラのドライバーズニットは見た目でもわかる通り、かなり肉厚で縦ラインの印象が強めです。その印象を生かすべく、スラックス系のボトムスやテーパードパンツを合わせ、よりモードな着こなしを目指すのがオススメ。

マルジェラと言えばブランドのアイコンとなっているホワイトステッチ。もちろんドライバーズニットにも健在で、シンプルでミニマルなアイテムだからこそステッチが映えます。これ一枚で魅力的なコーデに仕上がるのは、マルジェラの特権です。

スタイルハウスでも度々取り上げられる英国のニットブランドJOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー)にも質の高いドライバーズニットが揃っています。ジョンスメドレーではドライバーズニットではなく「ジップニット・ジップニットカーディガン」などで呼ばれているので、検索する時の参考にしてください。

寒さが厳しい冬場の着こなしは、ぜひジョンスメドレーの公式SNSのショート動画を参考にしてみてください。「Tシャツ×ジップカーディガン×コート」の組み合わせが上品な大人っぽくてカッコ良いです!

ジョンスメドレーのこのジップニットでは「メリノウール50%、エコカシミア50%」の配合に。ニット単体でも抜群の暖かさに加え、肌触りもなめらかで上質。また蒼白系メッキの金具もヨーロッパ仕様で高級感を感じさせます。

Drumohr(ドルモア)とは1770年創立されたスコットランドのブランドで、なんと250年以上も前から存在する、まさに老舗。豊かな水源により品質の良いニット生産で名を高めたドルモア。ロイヤルファミリーやオードリー・ヘップバーンも着用していたことでも有名です。

若者にはオーバーサイズな着こなしが流行っていますが、大人のニットコーデはジャストサイズが鉄則。特にトラッドな着こなしを目指すドルモアではルーズに合わせるより、ピッタリのサイズでスッキリとまとめましょう。

先述でも紹介した通りドライバーズニットはスッキリと洗練されたシルエットが魅力的。ドルモアのジップニットも同様に、暖かさもありながらスマートなのでコートに合わせるインナーとしても最適なんです。

一枚で洒落見えする『ドライバーズニット』は洗練された大人の男にピッタリなニットアイテム。秋口から春にかけてロングタームで楽しめる点も魅力的となっており、今の時期からの購入が最もオススメです。ぜひ今年の冬コーデはドライバーズニットでお洒落を楽しんでください♪