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【結論】ダウンを着始める最適な気温の目安
ずばり、ダウンを着始める最適な気温は?目安やタイミングをお応えしていきます!
ダウンは何度から着る?
出典:stylehaus.jp
まずは、基礎となる気温に適した服装の目安から解説。気温10度を下回り始めると、冬物コートの出番。その中でも特に温かいダウンコートは、気温5度前後以下に差し掛かる時期から取り入れる冬シーズンがおすすめです。
ダウンの種類別|最適気温まとめ
ダウンは素材やブランド、ディティールによっても最適気温はさまざま。
最高気温10度前後
最高気温が10度前後まで上がる日やタウンユースでは、人工素材・羽毛のダウンで十分。ブランド独自で開発した「オンボール」を使った韓国ノースのダウンや、人工羽毛を使ったU LANのダウンなら、比較的お手頃価格で日常使いしやすいです。
最高気温9度以下
最高気温が10度を下回る寒い日は、街歩きでも暖かさに特化した素材のダウンを選ぶのが正解。上質で暖かい「グースダウン」やコスパ抜群な「ダックダウン」が特におすすめです。また、アニマルフリー派さんなら、SAVE THE DUCKの「プラムテック」だと暖かく使いやすさも抜群です。
最高気温5度以下
最高気温が5度以下となる極寒のシーズンは、羽毛のふわふわ度「フィルパワー」の高いダウンを選ぶと◎MACKAGEの「CALLA」やTATRASの「POLITEAMA」などは、軽くて暖かく冬のお出かけシーンにもぴったりです。
地域別|着用開始時期の目安
出典:stylehaus.jp
気温10度に差し掛かるのは、地域によってもさまざま。例えば東京であれば11月下旬ごろからダウンジャケットの出番は増えてくるでしょう。
大阪では12月上旬~中旬ごろからダウンが大活躍する季節に。九州地方であれば12月下旬ごろまで冬物コートだけでOKな年も多いです。一方で、北海道は11月に入ると最高気温が1桁になることも。10月下旬ごろからダウンを準備しておいた方がいいですよ!
最高気温別|アウターの使い分け3パターン
快適なダウンを取り入れたいなら、最高気温ごとに使い分けるのが正解。今回は、最高気温5~15度の時の3パターンに適したおすすめアウターをご紹介します。
最高気温15℃前後の服装
最高気温が15度前後となるのは、秋が深まるシーズン。ダウンだと少し暑いので、トレンドのダウンベストを軽く羽織っておくのがおすすめです。また、薄手のブルゾンも着脱しやすくて◎Tシャツやカーディガンを重ね、朝晩と日中で体温調節できるようにしておきましょう。
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最高気温10℃前後の服装
初冬に差し掛かる最高気温10度前後の時期は、軽くて日常使いしやすい中綿のジャケットが大活躍!羽毛を使ったダウンよりもお手頃価格でコスパがいいため、ガシガシ気兼ねなく使えるところが魅力です。カラーや表面の素材感で差をつけてみてはいかがでしょうか?
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最高気温5℃以下の服装
最高気温が5度を下回る極寒のシーズンは、羽毛を使ったダウンや高機能なアイテムが正解。ダウンとフェザーの割合が9:1もしくは8:2のダウンが重宝します。袖がリブ仕様になったデザインや首元が覆われたディティールなどにも注目すると、防風・防寒になってより快適に過ごせますよ。
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「寒さ」は気温だけじゃない!体感温度の調整術
寒さを防ぐには、気温ばかりを気にしてはいけません。体感温度には、風や雨などその日の気候も大きく影響しています。そこで続いては、体感温度を快適にする調整術を解説していきます。
体感温度を下げる要素
風が強い日は、とくに体感温度が下がりがち。暖かいアウターでも、袖口が広がっていたり首が開いていたりすることで寒さを強く感じやすくなります。そのため、リブやドローストリング仕様になった防風性に富んだディティールを選びましょう。また、首元もスタンドカラーやフード付きだとより暖かくなります。
さらに、冬といえば雨だけでなく雪にも悩まされる季節。本来水に弱い性質を持つダウンは悪天候に不向き…。しかし、ナイロン系や撥水加工が施された素材なら、比較的水がしみこむことなく快適に過ごせます。
インナーで暖かさを調整するテクニック
インナーで温かさを調整することも冬は大切。気温10度前後なら、アウターの下がトップス1枚でも比較的快適。一方、最高気温が9度以下ならカーディガンやジップアップパーカーを仕込んでおく方が安心です。薄手の羽織りなら、より気温に合わせて体温調整できるので◎最近では、アウターの下に仕込めるインナージャケットなども展開されているのでうまく活用していきましょう。
ダウン選びの基礎知識|暖かさの基準
ダウン選びに失敗したくない方は、基礎知識を押さえておくことも大切です。
フィルパワー(FP)の目安
フィルパワーとは、ダウン(羽毛)のふわふわ度を現す単位のこと。数値が大きいほど空気を多く含み保温性の高い良質なダウンと言えます。
フィルパワーの目安として、室内に入ることも多いタウンユースなら、600〜700フィルパワーあれば十分に暖かさを感じられます。一方アウトドアシーンや長時間寒空の下を歩く日なら、600〜700フィルパワー以上あると◎シーンに合わせて選ぶのが正解です
ダウンとフェザーの配合率
ダウンジャケットを購入するとき、気を付けておきたいのが「ダウンとフェザーの配合率」。一般的に暖かいダウンとして定評があるのは、黄金比率のダウン:フェザー=9:1であることがほとんど。ダウンの割合が7割を着ると、保温性が劣る一方少しリーズナブルな平均価格になります。
デザインと丈の長さがもたらす保温効果
ダウンは、ショート丈やミディアム丈、ロング丈など着丈の幅が豊富。もちろん体型に合わせて選ぶのがお洒落ですが、保温効果を考えるなら着丈の長いものベター。お尻や脚まですっぽりと覆ってくれるシルエットだと、風よけにもなり暖かいです。デザインも袖や裾をキュッと絞れるタイプや襟を立てて着用できるモデルがおすすめです。
よくある質問|Q&A
最後にダウンジャケットに関するよくある質問を総まとめ。気になる疑問を解消していきましょう。
ダウンはいつまで着られる?
例年の気温変化で行くと、平均してダウンが本格的に活躍する時期は12月~2月頃。ベストシーズンは短いですが、1着でもあると思わぬ寒波が訪れても安心です。
「ダウンジャケット」と「中綿ジャケット」の違いは?
また、品質によっても異なりますが、1着あたり平均寿命は3~5年と言われています。中の羽毛のボリュームが無くなってきたり、詰物が偏りゴロゴロとしてきたら替え時。ただし、丁寧にメンテナンスすれば10年以上使えることもありますよ。
ダウンジャケットは、水鳥の羽毛を使用したアウターのこと。一方中綿ジャケットはポリエステルやコットンなどの人工繊維を詰めて作られたアウター。軽さや保温性はダウンジャケットが上ですが、その分中綿ジャケットの方がリーズナブルにゲットできます。
最近では、SDGsの観点からアニマルフリーなアウターを展開するブランドも増えてきました。改良され、羽毛でなくても温かいモデルも多いですよ!
着ぶくれしないためのダウンの選び方
着膨れが気になりダウンに苦手意識を持っている人も多いはず。スッキリ着たいなら、ウエストシェイプされたシルエットやロング丈がおすすめ。全体的に細身の方が、着膨れ知らずです。
適切なシーズンにダウンを取り入れよう
寒さが厳しくなるこれからのシーズンに欠かせないダウンジャケット。適切な時期から取り入れることでより快適に過ごせます。毎日の気温や気候からベストなタイミングを見つけ出してみてください♡














