新星マイケル・ライダーが放つ、セリーヌ「TRIO Flap」の魅力。

2025年頃から、セリーヌの空気が明らかに変わり始めた。
静かな熱量とともにその中心に立ったのが、ウィメンズの新クリエーションを担う注目デザイナー、マイケル・ライダー。
フィービー・ファイロ時代に経験を積み、クラシックとモダンの橋渡しができる稀有な存在として知られる彼のタッチは、“端正でミニマル”というセリーヌの核を揺らすことなく、そこに新鮮な余白と色気を与えている。

最新シーズンでは、都会的でクリーンなシルエットの中に、
ユニセックスな軽やかさ・鮮やかな色のアクセント・しなやかな曲線といった新しい語彙が加わった。
ブランドのDNAを守りながらも、ライン全体にどこか「呼吸するような自由さ」が漂い、これまでのエディ・スリマン期のシャープさとはまた異なる“第二章”のムードが立ち上がっている。

この変化は一過性のものではなく、バッグやレザーグッズにも確実に表れ始めている。
trio flapのようなスリークで控えめなモデルに宿る、
静けさと柔らかさが共存するコンテンポラリーな佇まい——
それこそが、新生セリーヌの現在地を象徴するディテールと言えるんです。

一切の無駄を削ぎ落としたデザインが魅力。
丸みを帯びたフラップとCELINEらしい端正なフォルムが、装いにスリークなムードを添えてくれます。
軽やかなサイズ感ながら、スマホ・カードケース・鍵など“必要なものだけ”がしっかり収まる絶妙さ。
肩がけでも斜めがけでも美しいシルエットが保たれ、ノームコアにも大人トラッドにも馴染む万能さが際立つ一本です。

スムースラムスキンの柔らかさと上品な艶が主役。
手にしっとり吸い付くようなレザーは、小ぶりでも確かな“ラグジュアリー感”を放ちます。
内部はスエードライニングで、見えない部分まで上質。
2室構造+センターにファスナーポケットがあり、整理しながら使える点も魅力。
ストラップはノットで長さ調整ができ、身長や着こなしに合わせてフィットします。

新クリエーションの空気を先取りできる稀有なモデル。
ミニマルでタイムレスなバッグの需要が高まる中、trio flapは“控えめで上質”というCELINEの真骨頂を体現。
派手さではなく、佇まいそのものの美しさで魅せるタイプのバッグです。
ワントーンコーデやデニムスタイルにも映え、まるでヒロインのような静かな強さを添えてくれる存在。

まず印象的なのは、フォルムの柔らかさ。
角の立ちすぎた直線ではなく、ふっくらと丸みのある曲線へと調整され、よりセンシュアルでまろやかな佇まいに。
ミニマルでありながら、余白のある“新生セリーヌ”らしいムードが漂う。

次に、素材使いと仕立ての密度。
従来よりも革の表情がしっとりと深く、艶にニュアンスがあるため、ミニバッグでも一段クラスアップした印象を与える。
スムースラムスキンの美しさが際立ち、触れたときの柔らかさも格別。

さらに、内部構造はそのままに、使い勝手の“感覚値”が向上。
ストラップの調整がしやすくなり、肩がけ・斜めがけのどちらでも収まりのよいバランスに調整されている。
ミニマル派の心をつかむ“ストレスのない軽さ”が魅力。

総じて、
・丸みで女性らしさが増した
・革の艶とタッチがよりリュクスに
・現代のライフスタイルに馴染む着用バランスへ進化
この3点が、新しいトリオフラップを語るキーワード。

公式価格:¥ 242,000
・素材: スムースラムスキン/ライニングはスエードカーフ
・サイズ: 約22.5×13×3.5cm
.カラー展開:シトラス、ブラック、シラー、サファリ、ソフトタン(日本公式)
・ストラップ: ノットで長さ調整可(肩がけ・斜めがけ対応)調節可能なストラップ 最短 31 CM、最長 65 CM
・仕様: コンパートメント2室+中央にジップポケット
・金具: ゴールド仕上げ
・ケア: 天然革特有の筋や色むらは個性として楽しむタイプ。湿気と摩擦に注意し、保管は袋へ。

新しく生まれ変わりつつあるセリーヌのムードを象徴するのが、今回のトリオフラップ。
端正でミニマルという軸はそのままに、丸み・素材感・カラーリングのニュアンスが加わり、静けさと色気が同居する“いまのセリーヌ”へ美しく進化している。

小ぶりで軽やか、けれど存在感はしっかり。
デイリーにも特別な装いにも自然と寄り添い、持つだけでコーデをスリークに整えてくれる。
マイケル・ライダー期の空気をまとったこのバッグは、次のセリーヌを象徴する一本として、長く愛せる名作になるはず。