ニューバランスの歴史
1906年、米ボストンでアーチサポートインソールや偏平足などを治す矯正靴の製造メーカーとして誕生したニューバランス。
社名の由来は、履いた人に“新しい(new)、バランス(balance)”感覚をもたらすこと。足の解剖学的な知識、整形外科や運動生理学への深い理解があってこそ可能となる矯正靴の製造など、デザインだけでなく足の構造まで考え抜かれたシューズなのです。
とにかく歩きやすくて快適なはきごこちがニューバランスの特徴。それだけじゃなく、おしゃれなルックスも魅力の1つ。今回は、この秋冬におすすめしたい人気シリーズやコーデ術をご紹介します!
【BB550】
今シーズンお洒落インスタグラマーの中で人気が加速しているモデルが「BB550」シリーズ。
1989年に競技者向けのバスケットボールシューズとしてリリースされた「PRIDE 550」の復刻モデルとして登場。アッパーには足馴染みの良いレザーを採用し、サイドの「N」ロゴや「550」のナンバーのデザインが特徴的。
“NAVY”(ネイビー)、“PURPLE”(パープル)、“GREEN”(グリーン)の3つが新色で、アッパーにヴィンテージ感のあるソールを組み合わせたレトロな仕上がりです。
レザーパンツにロングスカート、ボアコートにスウェットスタイルまで全てのスタイルに似合う理由は、アッパーの程よいレザー使いにあります。チープ感は一切なくカジュアルさの中にクラス感が漂います。
【WX452】
90年代モデル「WX452」をリニューアルしたトレーニングシューズ。
ベーシックなカラーでコーディネートを選ばず履くことができます。高めのソールでスタイルアップ効果もあり。今シーズンはソールに厚みを持たせた“パワーソール”がトレンドです。ユニセックスのアイテムなのでカップルで揃えるのもオススメ。
ちょっぴりギークな見た目のWX452は、スーツやスラックスなどきちんとスタイルのハズしとして活躍してくれます。
【MS327】
ニューバランスのランニングシューズの礎を築いた、1970年代レトロ・ランニングシューズをモダンに再構築したニューモデル「MS327」。
70sを代表する「320」「355」「Super Comp」の3つのモデルからそれぞれの象徴的なディテールを取り入れ、ヘリテージを継承しながら現代らしいスタイリッシュなシルエットにアップデートされています。オーバーサイズの「N」ロゴの存在感とどのアングルから見てもフレアなミッドソールがポイント。
カラー別コーディネート
ここからは色別のお手本コーデをご紹介♪
ホワイト
定番のホワイトは“いかに綺麗に魅せられるか”が重要。デニムにキャップとカジュアルな装いですが、ベージュのロングコートを羽織り足元をホワイトでまとめることで全体がクリーンな印象に。綺麗めに履くなら「WS327」シリーズがエディターの一押し。
グレー
今季エディター注目カラーはグレー。冴えない色味と思われていたグレーのスニーカーは、ニュートラルカラーのお洋服と馴染みが良いので、定番のブラックやホワイトよりも断然チョイスすべき。あえてオススメを選ぶなら、毎年人気の「M990」シリーズが狙い目。
ベージュ
トレンドカラーでもあるベージュは今年チェックしておきたい色味の一つ。淡い色味がフェミニンで、トップスと合わせてもよし、ベージュのワントーンコーデを楽しんでもよし。1足あれば使えること間違いなし。ニュアンスカラーがキュートな「WL996」シリーズがオススメです。
差し色に「グリーン」が抜擢
もっと足元を遊びたいというあなたにオススメなのがグリーン。今季はバッグもグリーンの差し色が人気なので、足元と揃えても良さそう。無彩色のコーディネートにも難なく馴染みアクセントを添えてくれます。
まとめ
エディター自身、ニューバランスのスニーカーしか履かないほど無類のニューバランス好き。足の構造まで考えてデザインされたスニーカーは、歴史とクラフツマンシップに裏打ちされた歩きやすいものばかりです。
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