私、片付けられないんです!という人も大丈夫♡自称ミニマリストの筆者が語る簡単お片付け法

数年前、いらないものをガンガン捨てていく「断捨離」が流行りましたよね?その後、物を持たないシンプルライフを送る人を「ミニマリスト」と呼び、多くの書籍が出版されブームになりました。

筆者の家はハッキリ言って物がありません。ありますが、必要最低限です。子供のおもちゃは沢山ありますが、収納スペースにしっかり片付け、基本的に出しっぱなし厳禁です!さらに不必要な家具や置物もありません。そんな気がついたらミニマリストチックになっていた筆者が気軽に始められるお片付け方法をご紹介します♪

片付けが苦手という人は多いのではないでしょうか。筆者も元々はあまり得意ではなく、クローゼットにガサっと適当に詰め込んで、見えなければOK♡というざっくりした感じでした(笑)

片付けが苦手、出来るけれどやらないという人の心にはもしかしたら短時間で完璧に片付けなければならいのでは?と思っている方が多いのではないでしょうか?そこをまず考え直しましょう!

今日はキッチン、明日はリビング、明後日は寝室...というようにパーツに分けて少しずつ片付けていけば無理なく、お休みしつつも1ヶ月もあれば大体お片付け完了するのではないでしょうか。何事も焦らず、「嫌にならない程度」で進めていくようにしましょう!これがお片付けスタート前に知っておいて頂きたいポイントです♪

何事にもまずはゴール設定が必要です。どんなイメージのお部屋にしたいのか、これからどんな暮らしをしたいのかなど具体的に考えてみましょう。ちなみに筆者はInstagramやPinterestなどのSNSの写真を参考にしています。

掃除、お部屋作りというとまずは目に見えるところを整えて、ホコリを払って、必要な整理家具を「取り入れて」と思いがちですが、何よりもまずしなければならないのは、目に見えるものはもちろん、収納スペースにある使っていないものや溜め込んでいるものをすっきり手放すことからスタートします。

何もミニマリストを目指しましょうと言っているのではありません。本当の意味での片付けは収納スペースに詰め込むことでも、収納家具を購入して「整理してる風」にすることでもありません。必要のないものを手放して、すっきりとした空間を作ることが重要になります。

筆者はどちらかというとガンガン捨てていって、たまに捨てなければよかった...と後悔するタイプですが、なかなか物が捨てられないという人も多いですよね。そうした人に筆者が物を捨てる際に基準としている3つのポイントをご紹介します!

例えば、服であれば昨年の同じシーズンに来ていなかったもの、流行遅れのデザイン、色褪せているなどを基準に手放していきます。バッグや靴、小物類は傷んでいる、または金具部分の加工が剥がれているといった目に見える状態を判断基準にしています。

家具や生活雑貨に関しては期間に関わらず傷んでいる、使い勝手が悪くて不便といったものを思い切って手放すのも良いかもしれません。

整理収納アドバイザーなどプロの方はこのような考え方はしないかと思いますが、筆者は何か物をしっかり手放そうとする時は大体「次はこうしよう、こんな私になりたい!」と意識を切り替える時が多いです。

ですので、こうなりたいなという自分の理想の未来像を思い描いてみて、そうなった時の自分はこれは着ていないな、この住環境ではないなと思ったものをどんどん手放していきます。なんとなくスピリチュアルな感じに聞こえるかもしれませんが、こう考えると手放すことも負担なく楽しくできるのでおすすめです♪

例えばまだ壊れていないけど、使いにくくなった家電製品、何度も研いで使っているけれど正直限界を感じている包丁、どんなに油をひいても使いにくくなったフライパン...はい、これは筆者の実体験ですが、これらをなかなか手放せずにいました。

でも、こうしたものを思い切って手放して、新しい物を購入したらとにかく快適!すると気持ちも良くなるし、生活が便利になるんです。

また、まだ着られる使えるとは異なりますが、長く使っていない着ていないのにハイブランドのものだからと持ち続けている服や靴、バッグはありませんか?それらも思い切って手放してみると「あれ、意外になんでもないかも」と思えるかもしれません。

SNSでの投稿を見ると、見せる収納が上手い人が多いですよね。なんとなくごちゃっとしているようで、ちゃんと統一感があって、おしゃれにまとまっている。とてもセンスがあって素敵だなと思うのですが、片付けがそもそも苦手なんだ!という人は潔く見せる収納は諦めましょう!(笑)

ここからはなかなか片付きにくいという人も多いキッチン、洗面所(ユニットバスを含む)の整理についてお話しします。どうしても物がごちゃっとなりやすい場所でもあるので、参考にしてみてくださいね!

インテリアや雑貨が好きな人、料理が好きな人に多いかと思いますが、あまり使っていないけどお気に入りの食器がたくさんある、誰かを招いた時にだけ使う特別な食器がある、つい一目惚れで買ってしまって食器棚が溢れているという人は是非、勿体無いと思わず普段から使う、もしくは思い切って手放すようにしてみてはいかがでしょうか。

キッチンやバスルームに限ったことではありませんが、物を増やさない!これは基本のようで意外にもできていない人が多いようです。それがスキンケアアイテムでも、お皿であっても何一つ取り入れるなら一つ手放すようにして、プラスばかりにならないようにしましょう。

実際、筆者のキッチンもそうなのですが収納が少ない場合は今ある収納スペースに少し工夫を凝らしてみましょう。筆者宅の場合は賃貸マンションなので本格的なDIYはできません。ですので、例えばフライパンは流し下に立てて並べられるようにブックスタンドを利用したり、ゴミ袋はティッシュボックスに入れて取り出せるようにしてみたりと、なるべく今あるスペースの中で工夫して使いやすくしてみましょう!

STYLEHAUSの読者様はコスメ好きな方が多いのではないでしょうか。新作や限定アイテムに一目惚れして購入したものの、結局出番がなくて眠っているなんて人も多いのではないでしょうか。

コスメの断捨離は自分に似合う物を残すという目的だけでなく、コスメの賞味期限を把握して肌に負担をかけないようにするという目的もあります。特に日焼け止めやメイク下地、ファンデーションは開封して半年〜1年経っているものは使用を控えましょう。特にリキッド系のアイテムは菌が繁殖しやすいので気をつけるようにしましょう!

先にお話ししましたが筆者宅は賃貸マンションなのでDIYはできません。ですが、賃貸物件でも可能なアレンジで収納を増やしたり、おしゃれに見せることができます。断捨離とは直接関係はありませんが、賃貸でもできるアレンジ方法をご紹介します。

おしゃれなデザイナー物件でない限り、キッチンはシンプルに白い壁やタイルなのではないでしょうか。それはそれで清潔感があって良いのですが、よく料理をする人や手っ取り早く家の雰囲気を変えたい人は、剥がせる壁紙を利用してキッチンの壁や収納部分の扉に貼ってアレンジしてみましょう♪これはかなりお家の雰囲気が変わるのでおすすめです。

おしゃれなお部屋によくあるウォールシェルフ。自由に釘やネジを打てるなら問題ないのですが、そうではない場合、諦めてしまうアイテムの一つです。が、最近は大掛かりな穴を開けなくても、画鋲ほどの小さな穴で済むものも多くあります。もちろん乗せられる重量制限はありますが、小さな観葉植物や数冊の本程度なら問題ないものが多いようです。

片付け=一気にやるという意識を持ってしまうとどうしても億劫になりませんか?そうではなく、今日はキッチン、明日は自分の作業部屋、明後日はクローゼット... と言うように場所やパーツを分けて、数日かかっても確実に行うのがおすすめです。

まずは不要なものを処分し、スッキリと空間を作り、その上で必要なインテリアアイテムを取り入れるようにすれば「物を増やす整理整頓」にならずに済みます。暖かくなるこれからの季節は特に動きやすいのでお掃除にはぴったりです!ぜひ、スッキリとしたお部屋で心地良いおうち時間を過ごしてください♡