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ヌン活、してる?
ちょっぴりラグジュアリーな空間で、優雅なアフタヌーンティー。見た目にも味にもこだわったメニューは、たまの贅沢やご褒美にもってこいですよね♡
こういう場所に行くと背筋がシャンとしますよね。所作にも気をつけよう、となります!
アフタヌーンティーの起源
アフタヌーンティーは、イギリス発祥の喫茶習慣で、上流階級の人々が1840年ごろ始めたとされています。
当時は社交の場としての意味合いが強く、細かな礼儀作法があったほか、お花や食器・会話のトピックに至るまでセンスが問われたんだとか。
日本の茶道と通じる部分がありそうですね!
現在のイギリスでは、ホテルや一般家庭でも親しまれる大衆的な文化となっています♪
知っておきたいアフタヌーンティーのマナー
それでは、ホテルのアフタヌーンティーでのマナーをみていきましょう!
服装
まず気になるのが「何を着るべきか」ですよね。意外にも、基本的にドレスアップする必要はなく、“スマートカジュアル”で問題ないそう。
過度な肌の露出、ジーンズやスニーカーは避けるようにしましょう。女性ならワンピースやスカートがおすすめ!
上着を着て行った場合
寒い季節にコートやダウンを着て行った場合は、席で邪魔にならないよう受付のスタッフに預けるようにしましょう。大きな荷物も同様です。
薄手のジャケットやカーディガンはそのままで大丈夫です。
こんなコートを着ていきたい♡
ウェルカムドリンク
席に着くとすぐにサーブされるのが、「ウェルカムドリンク」。紅茶が提供されるのを待つ間、ゆっくりと楽しみましょう♪
この時の乾杯のマナーは、「お互いのグラスをぶつけない」こと。グラスを軽く持ち上げて、「乾杯!」とアイコンタクトをとるくらいにとどめておくと、大人の品格がでます♡
食べる順番
アフタヌーンティーは、基本的に3段重ねのティースタンドに、下段から順にサンドイッチ、スコーン、ペストリー(ケーキなど)+紅茶で構成されています。
食べ方は、下から上が基本マナー。ティースタンドのお皿は外さず頂きましょう。また最近は、お店によってオリジナリティーある構成もあるので、「味・色の薄いものから濃いもの」と覚えておくのも良さそう♪
思ったより覚えやすい!よかった〜。
現代では、細かな作法に気を取られるより“その場を楽しむこと”が重要とされています♪
トリビア
昔の英国貴族たちには、キュウリのサンドイッチを振る舞うのがステイタスだったんだとか!
えっ、お肉や卵じゃなくて、キュウリ?どうして?
新鮮なキュウリを挟んだサンドイッチは、“自宅に農園があり、農夫を雇う余裕があることの象徴”であり、またキュウリにはほとんど栄養がないことから、“働く必要がない(=栄養がいらない)階級であること”のアピールだったんだそうですよ。
へえ、面白い!今度からキュウリのサンドイッチを見る目が変わりそう。
スコーンについて
アフタヌーンティーに欠かせない要素の1つ、スコーン。スコーン自体はシンプルな味なので、クロテッドクリームやジャムを塗って完成するといっても過言ではありません。
クロテッドクリームとは、バターと生クリームの中間のようなクリーム。温かいスコーンとの相性は抜群で筆者も大好きです♡
スコーンのトリビア
イギリスではかつて、スコーンはパンと同様に“イエス様の肉体”として神聖視されていたため、ナイフで切るのは御法度!手で割って食べるのがマナーなんです。
上下半分に割って、少しずつクロテッドクリームやジャムをつけていただくのが品のある食べ方♪
紅茶について
カップの持ち方
ティーカップを持つ時は、ソーサーは置いたままにしましょう。ただしソファ席などでテーブルとの距離がある場合は、ソーサーごと持って大丈夫。
日頃から正しい所作を身につけておきたいですね♡
紅茶のおかわりについて
紅茶は時間とともに風味が変化していくもの。1杯目はストレート、2杯目はミルクを入れて飲むなどして違いを楽しむのがおすすめ!
ポットが近くにある場合は自分でおかわりをついでOK!また、別の紅茶に変えてほしい時はスタッフに頼めば変えてもらえます♪
料理が食べきれなかった場合
たくさんの料理が用意されていた場合、特に女性2人などでは食べきれないこともありますよね。
そんな時は、「美味しかったけれど食べきれそうにない」ということを伝え、持ち帰りできるか聞いてみましょう!断られる場合もあるでしょうが、決して失礼ではありません♪
まとめ
気軽に非日常空間を味わえるアフタヌーンティー。基本のマナーを身につけて、あなたも「ヌン活」始めてみませんか?♡