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●一途に愛せるローファー│ブランド8選
目次
●ビットローファーの生みの親
【GUCCI(グッチ)】
📚アイテム秘話
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ブランド創業者・グッチがロンドン在住時、洗練された英国貴族に刺激を受け、ブランドイメージに反映させたというのは有名な話。
乗馬をモチーフとしたレザー製品を次々と発表し、53年にホースビットローファーを発表。すぐさま世界の一流品として愛されるようになりました。
現デザイナーアレッサンドロ・ミケーレはその名品をモードに進化させ、現在でも鮮度の高いITシューズとして更に人気が高まっています。
📌USER'S VOICE
60年以上愛される逸品なので、その信頼度も並々ならず!英国のエレガンスと、イタリアらしい艶やかさが融合したデザインはグッチならではだと思います。
ホースビットが付いていて、生真面目過ぎないところが好き。
ヒールの気分じゃないけど、ちょっと華やかにしたい時に重宝しています。
●一流メゾンのエレガンスの集大成
【HERMÈS(エルメス)】
📚アイテム秘話
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靴デザインの天才、ピエール・アルディが手がけた「H」バックルがアイコニックな逸品。スムースレザーのやわらかく快適な履き心地で、多くのファッショニスタが「履きやすい!」と太鼓判を押しています。
一流の風格がありながら、気取らない堅実なデザインがまさに一生モノ。スマートかつ曲線的なシルエットで、フリンジローファーもどこかフェミニン。フォーマルシーンにもばっちり活用できます。
📌USER'S VOICE
これまで、「革靴≠女らしさ」と思っていましたが、このローファーがその思い込みを打ち破ってくれました。
しっかりと端正なフォルムなのに、尖った印象がまったくなく優しげなのです!
そこがさすがエレガンスを体現するエルメス。履くたびにレザーが柔らかくなり、さらに味わい深い品が生まれるのが楽しみです。
●極上の品質に、最先端のデザイン
【BALLY(バリー)】
📚アイテム秘話
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1851年創業のBALLY(バリー)は、上質なスイスメイドのシューズを手がけるブランド。
今でも根強いファンの多いメンズシューズ「スクリープ」がベストセラーになったことで、その名を世に轟かせます。
150年以上の歴史がありながら、古さを全く感じさせないモダンなデザインが他の老舗ブランドとの大きな違い。
近年ではアーティスト達とのコラボレーションにも力を入れています。品質だけでは満足しない、目利きのあなたに。
📌USER'S VOICE
普段はプチプラのシューズをワンシーズンで買い換えるのですが、やっと満足の行く上質シューズに出会えました。
エフォートレスなのにどこか今っぽいという、良い所取りなデザインで、トレンド重視の私にぴったりです。
更に、足を締め付けない優しいフィット感にやみつき。バブージュ風にかかとを踏めるのですが、まるでふかふかのスリッパで歩いているようなリラックス感なんです♡
●存在感で魅せるリュクスな新作
【CELINE(セリーヌ)】
📚アイテム秘話
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新ディレクター「エディ・スリマン」らしいエッジィなディテールが光る、セリーヌのアイテム。今期のランウェイででは、70sライクなシューズに注目が集まりました。
中でも特筆すべきなのが、シャープなフォルムのチェーンローファー。
色気さえ感じるツヤツヤのカーフスキンに、オールド・セリーヌ風のトリオンフモチーフを組み合わせたラグジュアリーな1足です。モダンとクラシックの融合を、足元からアピールしたい!
📌USER'S VOICE
ビットローファーは街でかぶりがちなのが玉にキズですが、このセリーヌのローファーは、「トリオンフ」のチェーンがほんのりロックで、一筋縄ではいかない辛口テイストが気に入っています。
存在感は強めですが、エナメルカーフスキンのおかげで野暮ったくならず、大人の足元にしっくりと馴染みます。デニムに合わせても浮きません!
●華やかさと堅実さのバランスが◎
【TOD'S(トッズ)】
📚アイテム秘話
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トッズといえば、ペブル(突起)付きのソールが特徴の「ドライビングシューズ」ですよね。素足で履きたくなる極上の履き心地を、ローファーでも味わいたい!そんな願いを叶えるのが「ダブルTローファー」です。
トッズがスポーティエレガンスと表現されるように、しっかりと高級感のあるルックスながら、たくさん歩きたくなる実用性が魅力。セレブ達のお散歩シューズとしてスナップされることもしばしば。
📌USER'S VOICE
クロコ調レザーに直線的なゴールドメタルという、メンズライクなデザインですが、レザーが艶やかで美しいのでまったくゴツくなることはありません!カジュアルを格上げしてくれます。
ドライビングシューズを生み出したトッズならでは、履き心地も一流品。お高めの靴もデイリーユースしたい派の私にとって、ベストなローファーです。
●ハンドメイドの重厚感を感じて
【Church's(チャーチ)】
📚アイテム秘話
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1873年に創業し、正統派英国靴として知られるChurch's(チャーチ)。一足のシューズが出来上がるまで、なんと250以上の工程全てが手作業によって行われています。
ソールがすっきりと薄いラバー製で、悪天候でもナーバスにならず履けるのは、雨の多いイギリスならではなのかもしれません。
エッジィなデザインも多数あり、このグッドガールなローファー「ペンブリー」も、タン部分のギザギザがさりげない遊び心を演出。
📌USER'S VOICE
これを履いていると、レザー好き男性からの視線を感じるんです(笑)!
正統の革靴を履いていると、やっぱり背筋がしゃんと伸びる気がしますね。フォルムは比較的かっちりとしていて、装飾はなくとも重厚感が漂います。
チェックスカートやダッフルコートを合わせて、ブリティッシュスタイルを存分に楽しんでいます♡
●「革靴の王様」が淑女好みに。
【John Lobb(ジョンロブ)】
📚アイテム秘話
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「キング・オブ・シューズ」とも称される、イギリス最高峰のシューズブランドJohn Lobb(ジョンロブ)。
オーダーメイドの顧客が多いため、既製のモデルはごく少数。だからこそ、一切妥協のないクラフトマンシップが感じられるはず。
紳士靴のイメージが強いブランドですが、94年にレディスモデルが発表されており、今回その復刻モデルが登場。ブラックのカーフに、ネイビーのスエードを組み合わせた深みのある逸品。
📌USER'S VOICE
メンズっぽい硬派さはそのままに、丸みのあるラウンドトゥやスウェード切り替えがレディ好み。フェミニンなスカートやワンピースにも合うのが嬉しいです!
カカト以外に継ぎ目のない「ホールカットレザー」なので、見た目の艶やかさはもちろん、足がふんわり包み込まれるような履き心地に、「さすが…」とため息が出てしまいます。
何歳になっても履き続けたい、究極の『淑女の靴』だと思います!
まとめ
世界の名門ブランドから、オンオフ問わず履きたいローファーの傑作を選出しました。
丁寧に愛情をかけてメンテナンスをすれば、5年、10年、それ以上長く履ける一足となるはずです。ベーシックなアイテムの歴史や魅力を知り、また今らしいトレンドを加えつつ、足元のおしゃれをクラスアップさせましょう。