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マイヴィンテージになり得るアイテムが知りたい!
自分のスタイルを確立している男性って、芯があって素敵ですよね。着ている服も、こだわりと愛着を持っていれば自然と自分の体に馴染んでいきます。
今回は、今買って共に経年を楽しめる“育てる”アイテムをピック。簡単にできるお手入れの方法も伝授いたします◎
マイヴィンテージにする際のポイント
✓なるべくシンプルなデザインを選ぶ
✓経年に強い素材を選ぶ
✓着心地の良いもの、好きな理由が明確なものを選ぶ
レザーアイテムを”育てる”!
一生モノや、タイムレスなアイテムとしてまず、レザーを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?バッグやブーツ、そしてジャケットなどレザーを使ったアイテムはたくさん。レザーのシワや使うほどに馴染む使い心地は、本革の醍醐味です。
“育てるレザー”の手始めは、レザージャケットで決まり。流行に左右されにくく、何歳になっても着ることが出来るので1着は持っておきたいアイテムです。
一般的には、革製品用のブラシで軽く汚れを落としてから、クリーム・オイルを綺麗な布につけ馴染ませて、乾燥。そしてクロスで乾拭きするのが一般的です。ですが、レザーを手で撫でるなど人間の皮脂を付けることも手軽でおすすめです。
ビジネスシューズや、カジュアルシーンで活躍するローファーなども、経年変化を楽しめ長く愛用できます。靴を磨く手法や艶感の出し方など、知れば知るほどこだわりも深くなるのでオトコの嗜みとして極めてみてはいかが?
ニットウェアを”育てる”!
メリノウール、アルパカなどニットは“素材の良さ”で選びたいところ。ソフトな肌触りでしっかり温かいカシミアや、模様がおしゃれなフィッシャーマンニットはコーデのアクセントになるので、是非手に入れたいですね。
ニットの中でもおすすめなのが、アイルランドなどヨーロッパ北部の漁師たちの仕事着であるフィッシャーマンセーター(アラン)。元々漁で着られていたこともあり、かなり丈夫なのでマイヴィンテージに打ってつけのニットなんです。
ニットは1度着たら数日は休ませましょう。また、豚毛等で出来たブラシで優しく表面をブラッシングするとホコリも取れ、綺麗になります。
コットンシャツ・フーディを”育てる”!
洋服で広く使われているコットン(綿)。コットンは、肌触りが良いだけでなく、汗を吸収するので1年を通して着たい素材です。また、水に強いのでお手入れもしやすいのがポイントです。
トレーナーやTシャツなど毎日着るアイテムも、大切に扱えば立派なヴィンテージに育てることが出来ます。好きなデザインや、憧れのブランドの綿アイテムならずっと着たいと思えるはずです。
お手入れがしやすい綿製品ですが、必ず洗濯絵表示を確認しましょう。また洗濯機を使用する際は、優しく洗うのがポイント。洗濯ネットに入れて洗濯するのもおすすめです。
夏場に大活躍する、シンプルな白シャツもおすすめ☟
ジーンズ・デニムを”育てる”!
深すぎて一言では言い表すことが出来ないデニム。“デニムを育てる”という言葉があるように、履くほどに色落ちやヒゲなどの経年を楽しむことが出来るのが魅力です。
デニムを育てる手始めにおすすめなのは、Levi’s(リーバイス)やLee(リー)などの老舗ブランド。クラシカルなシルエットは、カジュアルスタイルをぐんと格上げしてくれます。また、ハイブランドから発表されているデニムは、ブランドならではのコンセプトを楽しむことが出来るのでおすすめです。
デニムをお洗濯する時は、ロールアップ部分を伸ばす、ボタンやジップを閉じる、裏返しにする、中性洗剤を使うことを心がけましょう。
トレンチコートを”育てる”!
塹壕(ざんごう)を意味するトレンチ。トレンチコートは、第一次世界大戦時にイギリス政府が、塹壕内で戦う兵士のために、風や湿度、寒さに耐えられる軽量コートの製作をBurberry(バーバリー)に依頼したことによって誕生しました。ギャバジン素材を使用した丈夫なコートはその後軍人だけでなく、一般の人々の間にも広がりました。
トレンチコートの魅力は何と言っても、そのクラシカルな佇まい。ビジネス~ストリート系まで合わせることが出来る優秀さもポイントです。綺麗めに着こなすなら、ぴったりめのシルエット。ストリート系やカジュアルに着こなすならオーバーサイズがおすすめです。
丈夫さが魅力のトレンチコートですが、着た後はニット同様、優しくブラッシングをすると汚れが取れます。
まとめ
どれも、出番が多くベーシックなアイテムばかりでしたね。きちんとお手入れをすれば、長く使えます。また1つのものを長く使うのは、環境面から見てもかなりエコフレンドリーでサスティナブルな行動です。自分のとっておきを見つけて、長く愛せるアイテムが見つかりますように!