テーラードジャケットとは?基本知識&オフィス・カジュアルの着こなし術を解説

「仕立てた」という意味を表す「テーラード」。簡潔にいえば、「テーラードジャケット」とは「仕立てられたジャケット」を意味します。

裏地や芯地、肩パッドなどを使用せずソフトな着心地を追求した「アンコン」仕立てのジャケットがお好みの男性も多いかもしれません。「テーラードジャケット」はそちらとは区別され、いわゆる仕立ての良いジャケットを指す時に使われます。

まずは素材についてですが、ビジネスシーンで着用するジャケットにはウーステッドと呼ばれる梳毛(すきげ)が使用され滑らかさとさりげない光沢が特徴。一方、「テーラードジャケット」にはウール、コットンなどの天然繊維と、ナイロンやポリエステルなどの合成繊維が使用され、基本的には光沢が少なく渋さやこだわりを感じさせます。

シルエットは、肩パッドが入った立体的なものが多いビジネススーツに対して、「テーラードジャケット」には基本的に肩パッドがついていません。

販売のされ方も異なり、セットアップで制服のような形で売られているビジネススーツに対して、「テーラードジャケット」は単体で販売され、別売りのパンツと合わせてコーディネートが楽しめます。

身長や肩幅など体型によって似合うものが異なるため、まずはしっかりと試着をしてサイズを確かめることをおすすめします。長さはお尻半分にかかるくらい、肩幅はルーズに見えないようピッタリとしたものを選ぶとスマートに着こなせます。

まず色味で迷ったら、幅広いコーディネートに合わせやすいブラックやネイビーがおすすめ。鉄板のグレーは洗練された印象に、カーキはクールでこなれた印象に、ベージュやグレージュは優しい雰囲気で楽しめます。

「テーラードジャケット」における定番の襟の形は、中央に切り込みが入ったノッチドラベルと呼ばれるタイプ。また、下襟が上に向かって尖ったピークドラペルはフォーマルな場面にもピッタリ。襟の大きさや幅によっても見え方は異なるので、見せたい印象に合わせて選びましょう。

時代やトレンドによって変わりますが、2つボタンが最もポピュラー。3つボタンはどこかこだわりが感じられるため、個性を出したい人におすすめです。また、ダブルブレストタイプはカジュアルでもクールに決まり、洒落感たっぷりでモテ確実。

こちらは、1位ETRO(エトロ)のアイテムです。

【1位】 ETRO(エトロ) ¥186,234-
【2位】 Maison Margiela(メゾンマルジェラ) ¥133,478-
【3位】 GIORGIO ARMANI(ジョルジオアルマーニ) ¥105,091-
【4位】 MONCLER(モンクレール) ¥130,543-
【5位】 GUCCI(グッチ) ¥120,624-
【6位】 HERNO(ヘルノ) ¥69,830-
【7位】 Dolce & Gabbana(ドルチェアンドガッバーナ) ¥134,754-
【8位】 PRADA(プラダ) ¥167,511-
【9位】 Hugo Boss(ヒューゴボス) ¥72,290-
【10位】 Jil Sander(ジルサンダー) ¥189,583-

こちらは、1位SCENERITY(シナリティ)のアイテムです。

【1位】 SCENERITY(シナリティ) ¥9,842-
【2位】 LARDINI(ラルディーニ) ¥57,977-
【3位】 2plan(ツープラン) ¥13,239-
【4位】 CIRCOLO 1901(チルコロ1981) ¥32,893-
【5位】 MODITEC(モディテック) ¥13,059-
【6位】 TAGLIATORE(タリアトーレ) ¥56,384-
【7位】 EMPORIO ARMANI(エンポリオアルマーニ) ¥52,229-
【8位】 Massimo Dutti(マッシモドゥッティ) ¥20,800-
【9位】 ZARA(ザラ) ¥17,849-
【10位】 DEARMINE(ディアマイン) ¥13,016-

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ランキング概要
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・対象期間:直近6カ月
・海外通販BUYMA(バイマ)の売上額、売上個数のデータから独自に生成しています。

イタリア発のテキスタイル社が展開する高品質なニット&スウェットブランド・CIRCOLO 1901(チルコロ1981)は、スーツなどあらゆる紳士服をスウェット素材で製作することに着目。こちらのシングルテーラードジャケットは、ストレッチコットン素材で仕立てられ、型崩れが起こりにくいのが嬉しいポイントです。

卓越したカッティング技術が織りなす着心地の良さとエレガントなシルエットで大人の男性から愛されるTAGLIATORE(タリアトーレ)。人気モデル「モンテカルロ」の2ボタンテーラードジャケットは、強めにシェイプしたウエストが美しい曲線を作り出し、カシミヤ100%の表地がストレスのない極上の着心地を叶えます。

装飾的でアンティークのようなデザインや柄が人々を惹きつけるイタリア発のETRO(エトロ)。無駄を省いたデザインが特徴のウールジャケットは、必ず一着は持っておきたいきれい目なデザインで、襟元やシルエットなどシンプルさの中に随所にこだわりが感じられます。

韓国発のカジュアルファッションブランド・SCENERITY(シナリティ)は、手頃にトレンド感のあるアイテムが手に入ると大人気。シンプルな3ボタンジャケットは、ややオーバーなサイジングがこなれ感たっぷり。ベージュ、ブラック、グレー、アイボリーと使えるカラーバリエーションも魅力です。

ドイツ発の超一流インターナショナルメンズブランド・Hugo Boss(ヒューゴボス)。薄手のウールブレンド製シングルブレストジャケットは、ストレッチが効いていて見かけによらずアクティブに動ける一着。グレーの細かいチェック柄でやや渋さがあり、鮮やかなカラーソックスとも合わせやすい一着です。

オーバーサイズのストレートカットでメゾンらしいシルエットに仕上げたシングルジャケットは、大きなラペルが美しいネックラインを演出。全体的にゆとりを持たせ程よいルーズさを醸し出しつつ、艶のあるさらりとしたファインウールギャバジン生地がモード感をプラスします。

🔷きれい目に着こなすには・・・
トップはシャツやカットソー、タートルネックニット、ボトムはチノ系の細身パンツやウール素材のパンツ、シューズはローファーや革靴を合わせると簡単に清潔感のあるジャケットコーデの完成です。

🔷カジュアルな街コーデなら・・・
トップはカラーニットやスウェット・パーカー、ボトムはデニムやチノパン、足元はスニーカーやワークブーツを合わせると、かっちりとしたジャケットスタイルにアクティブさが加わります。

🔷見せたい印象に合わせるなら・・・
色をチェンジすると手っ取り早くおすすめ◎。清潔に着こなしたいなら黒、グレー、白、玄人感や渋めに見せたいならブラウンやカーキ、こなれ感ならベージュやキャメルなど、色を変えるだけで同じインナーでも印象は様変わりします。

インナーまでブラックでまとめたクールなオールブラックコーデ。普段よりカジュアルに楽しむなら、インナーにホワイト系のカットソーやくすみ系のタートルネックを合わせるとナチュラルに決まります。

ネイビーは誠実で真面目なイメージを持たれやすい色味であり、ビジネスシーンでもよくスーツとして採用している人が多い色味。デイリーに着るなら、ストライプシャツなどちょっぴり遊び心のあるディテールを取り入れると個性的なスタイルに仕上がります。

2023年のトレンドカラーでもあるグレーは、洗練やモダンなどスタイリッシュなイメージを持つ色味。裏を返すと冷たいイメージになりがちなので、温かみや引き締め効果のある小物選びを心がけましょう。

ベージュのテーラードジャケットはこなれ感たっぷり。サンセットを思わせるテラコッタ色のパンツを合わせると、一気にイタリア男性のような小洒落た印象に。ブルーのインナーを合わせて、カラーチョイスで見せつけて。

魅力をたっぷりと知ったら、次は実践に役立てたい「テーラードジャケット」選び。1枚でさらりと着られるのはもちろん、冬はコートの下にも着て出かることのできる仕立ての良いジャケットスタイルをものにして、大人かっこいいスタイルを完成させて。